今日は日曜日ですが、スタッフが集まって今後の教務の流れや、夏期講習の各教科の指導方法などを共有する為の意見交換が行われた。・・・
驚いたのは、彼らは各学年の各単元の中で、生徒たちが必ず立ち止まる難解な部分を、いかに優しく分かりやすく、しかも短時間で進める方法を潰し始めたのだ。・・・
「この単元では、必ずこういう意見が出るし、詳しく説明しても理解が難しいですよね~」・・・
「そうです!だから、ここはこの解説を利用しましょう。この解説は分かりやすいし、この夏休みでは、自力で学習できるように指導したいですからね~」・・・
スタッフの会話が続きます。・・・
「とにかくどんなに難解な問題でも、説明する前にまずは、自分で自分なりにやって貰って、そこから我々がアドバイスする形でないと、今後は伸びて行かないですよ~」・・・
「そうですね!まずは考えて貰わないと、なかなか効果が出ませんし、伸びがないですよね~我々も説明が先行する形では、今は理解できたように感じても、やはり自力で解けないのが現実ですしね」・・・
なるほど~。どこかのカリスマ講師が言ってたような内容ですな~。・・・
彼らは、この短期間で、とんでもなくハイレベルな経験をし、そこから実践に運ぼうとしています。・・・
「英語はどうですか?」・・・
「とにかく単語を覚えて貰わないと、先に進みませんし、せめて主語と動詞くらいは理解してほしいんです。それだけでもずいぶん違いますからね~」・・・
「僕が、中学生の時、助動詞だとか形容詞だとか一々考えて解かなかったですよ。そう言うのは高校で教わりますし、ましてや高校入試までははっきり知らなくても、十分解けますよね。今の生徒達にそこまで話してもちんぷんかんぷんですよね~。学校でもそこまでやってないんじゃないですか?」・・・
「そうですよね、文法を話しても分かりませんよ。ある種感覚や流れで文章を作ったりしてましたけど~」・・・
「説明するのに、使うけど分かってないのが感じます~。」・・・
じゃ~どうする?・・・
答えは次回の意見交換までの宿題になりました。・・・
確かに、英語も言語です。日本で言う処の、「方言」です。・・・
まずは「方言」に慣れて、使いまわしを習得しないと、なかなか文法まで理解できませんよね。・・・
それと同じなんですな。・・・
とにかく使いまわしになれないといけません。・・・
数学のように方程式の公式で解けて行くようなものではない。・・・だから、「なんで、ここでamで、なんでここでareなんですか~?・・・なんでここでforで、なんでここでsinceになるんですか?・・・」と、言われても、そう言う流れです。としか、答えようがない。文法や方式ではなく、そう言う流れで今まで来ているからとしか言いようがないし、でも生徒たちにしてみれば、何とか公式めいたものを探り当てたいのです。・・・
うちの教室に生まれも育ちも海外のスタッフがいますが、彼女に聞いても・・・
「なんとなく~。そう言うもんですよ~。」・・・なるほど!納得します!・・・
理屈じゃないんです。・・・
日本語では、「あれからここに住んでる」と「昨日から学校に行ってる」の、「~から」は全く同じ字を書きます。・・・英語では、sinceとforを使い分けます。・・・
日本語のように、一つの言葉で何通りも解釈できるものではなく、英語では必ず分けてるんですな。・・・
大体が、日本語を理屈を考えながら話しますか?・・・小さい時から、見よう見まねで主語と述語を使い分けて来てますからね。大きくなってから文法を当てはめて行く。・・・英語では、使う事も、聴きとる事も不自由なのに、いきなり文法で公式をあてはめて理解しようなんて、絶対無理!・・・
人に自分の気持ちを伝える為の手段です。ところ変われば、話す言葉も変わります。とにかく慣れて理解して行くしかないと思いますが・・・
日本の英語教育は、どこかおかしいです。・・・
appleは、なんでpが二つあるか知ってますか?・・・
文法的に答えよ!・・・
できるかー!そんなもの~!・・・
単に、日本語的な小さい「ッ」の表記が無いだけです。発音的に、小さいツがないので「アププル!」にして、発音できないから「アップル」になっただけですよきっと!そんなもんです。・・・
それ以上知りたいのなら、英語の成り立ちから調べるしかないじゃないですか~。・・・時間がいくらあっても足りません~。・・・学者になりたいのかぁー!・・・
とまぁ~。こんな具合です。・・・
英語のこの話は、彼らにはしませんでしたが、頭の中で悶々としてました。・・・
世の中なかなか理屈だけでは理解できません。ある程度理解できるようになるには、それなりの経験と年齢が必要です。・・・
かと言って、生徒達の疑問に答えてあげない訳にはいきません。・・・
辛い所ですなぁ~。・・・
話しは、元に戻して・・・
その後は、大量に来るであろう夏期講習に対応するべく、教室内を模様替え。・・・というより、ほとんどリニューアル。・・・
全ては、スタッフの意見を反映させました。・・・
これで、どれだけの生徒が成績を上げてくれるか、楽しみです。・・・
今までの彼らのノウハウが生きてます。・・・
起死回生になるか!こうご期待ください!・・・
明日に、期待!・・・明日は、新たな備品の購入と掃除です。・・・
「えっ?連休?そうなの~?知らなかった~」・・・うそですー!・・・
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