忘れものの感謝文学

感謝感謝の心の琴線は
疲れた我が身とて向かい風の中を歩み行く
「ありがとう」の言葉は怒涛の唸りに消されるとも
琴が響きは嵐が丘を飛び越えて
静寂の平に木霊する
小さき人が小さき感謝なれど時に人情は大河の流れも変えさせる
忘れかけていた小説は斯くの如し

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