釜芸 成果発表会 Vol.1 からの続き
この合唱部の舞台までには3ヶ月くらいの練習があった。
3ヶ月といっても毎日毎週ではないが
比較的頻繁に入っていた記憶がある。
その集大成ということであるが、今日飛び入りで参加する人がいるらしい。
アナウンスされた。
いやはや釜芸らしい。
やりたいと言うほうも言うほうだが、許すほうも許すほうだ。
すべてゆるく包んでしまう豊かさがある。
曲目は埴生の宿、花は咲く、アメイジング・グレース。
埴生の宿
埴生の宿も わが宿
玉の装い 羨まじ
のどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友
おお わが宿よ
楽しとも たのもしや
書(ふみ)読む窓も わが窓
瑠璃の床も 羨まじ
清らかなりや 秋の夜半(よわ)
月はあるじ 虫は友
おお わが窓よ
楽しとも たのもしや

花は咲く
真っ白な 雪道に 春風香る
わたしは なつかしい
あの街を 思い出す
叶えたい 夢もあった
変わりたい 自分もいた
今はただ なつかしい
あの人を 思い出す
誰かの歌が聞こえる
誰かを励ましてる
誰かの笑顔が見える
悲しみの向こう側に
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう
夜空の 向こうの 朝の気配に
わたしは なつかしい
あの日々を 思い出す
傷ついて 傷つけて
報われず 泣いたりして
今はただ 愛おしい
あの人を 思い出す
誰かの想いが見える
誰かと結ばれてる
誰かの未来が見える
悲しみの向こう側に
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
いつか恋する君のために
”花は咲く”を聞いてジーンときて、
泣きそうになる。
彼らと仲良くなり、ここでは書けない人生の話を伺ったことを思い出し心揺れる。
いつか假奈代さんが言っていた。
「芝居みたいな人生やね。」
本当に芝居みたいな人生である。
涙を流して、立ち上がり、そしてまた矢が尽きて倒れる。
倒れてもまた立ち上がる。
心穏やかになってほしいと思うよりほかない。
巷にあるきつい話が軽く感じてしまう。
なりたいと決して思わないが、心から敬意を表する。
歌を歌いながら、彼らは自分の人生と照らしあわせ何を思うのだろうか。
釜芸 成果発表会 Vol.3 へ続く
この合唱部の舞台までには3ヶ月くらいの練習があった。
3ヶ月といっても毎日毎週ではないが
比較的頻繁に入っていた記憶がある。
その集大成ということであるが、今日飛び入りで参加する人がいるらしい。
アナウンスされた。
いやはや釜芸らしい。
やりたいと言うほうも言うほうだが、許すほうも許すほうだ。
すべてゆるく包んでしまう豊かさがある。
曲目は埴生の宿、花は咲く、アメイジング・グレース。
埴生の宿
埴生の宿も わが宿
玉の装い 羨まじ
のどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友
おお わが宿よ
楽しとも たのもしや
書(ふみ)読む窓も わが窓
瑠璃の床も 羨まじ
清らかなりや 秋の夜半(よわ)
月はあるじ 虫は友
おお わが窓よ
楽しとも たのもしや

花は咲く
真っ白な 雪道に 春風香る
わたしは なつかしい
あの街を 思い出す
叶えたい 夢もあった
変わりたい 自分もいた
今はただ なつかしい
あの人を 思い出す
誰かの歌が聞こえる
誰かを励ましてる
誰かの笑顔が見える
悲しみの向こう側に
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう
夜空の 向こうの 朝の気配に
わたしは なつかしい
あの日々を 思い出す
傷ついて 傷つけて
報われず 泣いたりして
今はただ 愛おしい
あの人を 思い出す
誰かの想いが見える
誰かと結ばれてる
誰かの未来が見える
悲しみの向こう側に
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう
花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
いつか恋する君のために
”花は咲く”を聞いてジーンときて、
泣きそうになる。
彼らと仲良くなり、ここでは書けない人生の話を伺ったことを思い出し心揺れる。
いつか假奈代さんが言っていた。
「芝居みたいな人生やね。」
本当に芝居みたいな人生である。
涙を流して、立ち上がり、そしてまた矢が尽きて倒れる。
倒れてもまた立ち上がる。
心穏やかになってほしいと思うよりほかない。
巷にあるきつい話が軽く感じてしまう。
なりたいと決して思わないが、心から敬意を表する。
歌を歌いながら、彼らは自分の人生と照らしあわせ何を思うのだろうか。
釜芸 成果発表会 Vol.3 へ続く