釜芸とおかしな男 131201 Vol.5 からの続き
「恐竜が現れた前後に哺乳類も誕生します。
その哺乳類はアデロバシレウスといって
ねずみほどの小さな生き物です。
当然恐竜に比べると、ごみみたいなものですから
昼間は動けません。
自然と夜行性になりました。
夜行性になって、日没とともに動き出し、12時頃に巣に帰るような生活でした。
夜はまったく見えないので嗅覚や聴覚が発達しました。
飛んでいる虫とかを捕まえて食べなければいけないですから。
それとともに夜でも見えるような視覚が発達しました。
構造としては少しの光でも目の中でなんとも反射させて
暗闇でも見えるようになってきました。
だから、犬やネコが夜、目が光ることってありますよね。
それはそのときの名残です。
その目の発達とともに色素を判別することが不要となり、
赤の光を感じることが出来なくなりました。
青と緑だけです。
だから、霊長類以外はモノクロ、白黒の世界で
世の中を見ています。
その哺乳類は恐竜の絶滅とともに台頭してきました。
台頭し、大型化してきます。
その結果、哺乳類どうしの間で食べ物の奪い合いが行われます。
多分、霊長類の先祖はその戦いに負けたのでしょう。
負けて、逃れるために木に登った。
木に登って、時折、食べ物を取りに地上に降りる。
降りたら猛獣が待っている。
その恐怖の中で木の中の景色を見続けます。
見続けているとある日、赤の色が判別できるようになった。
果実がわかるようになりました。
だから、木に登ったままでも食料の確保をできるようになりました。
本当は白黒でも食べられる果実を認識していたんだと思いますが、
その果実を見続けて識別ができるようになった。
話は長くなりましたが、
赤や黄色は食べ物の色です。
だから、人間が見るとパッと目立って見えてしまう。
生きるための本能です。
何千年とかかって獲得した赤です。
そして獲得したあとは、何百年付き合ってきた赤です。
100年程度くらい都市化が繁栄したところで
赤や黄色の持つ力は小さくならないんです。」

私の絵描き仲間のhirokoさん
絵の技術を持ったとても上手な人
釜芸とおかしな男 131201 Vol.7 へ続く
「恐竜が現れた前後に哺乳類も誕生します。
その哺乳類はアデロバシレウスといって
ねずみほどの小さな生き物です。
当然恐竜に比べると、ごみみたいなものですから
昼間は動けません。
自然と夜行性になりました。
夜行性になって、日没とともに動き出し、12時頃に巣に帰るような生活でした。
夜はまったく見えないので嗅覚や聴覚が発達しました。
飛んでいる虫とかを捕まえて食べなければいけないですから。
それとともに夜でも見えるような視覚が発達しました。
構造としては少しの光でも目の中でなんとも反射させて
暗闇でも見えるようになってきました。
だから、犬やネコが夜、目が光ることってありますよね。
それはそのときの名残です。
その目の発達とともに色素を判別することが不要となり、
赤の光を感じることが出来なくなりました。
青と緑だけです。
だから、霊長類以外はモノクロ、白黒の世界で
世の中を見ています。
その哺乳類は恐竜の絶滅とともに台頭してきました。
台頭し、大型化してきます。
その結果、哺乳類どうしの間で食べ物の奪い合いが行われます。
多分、霊長類の先祖はその戦いに負けたのでしょう。
負けて、逃れるために木に登った。
木に登って、時折、食べ物を取りに地上に降りる。
降りたら猛獣が待っている。
その恐怖の中で木の中の景色を見続けます。
見続けているとある日、赤の色が判別できるようになった。
果実がわかるようになりました。
だから、木に登ったままでも食料の確保をできるようになりました。
本当は白黒でも食べられる果実を認識していたんだと思いますが、
その果実を見続けて識別ができるようになった。
話は長くなりましたが、
赤や黄色は食べ物の色です。
だから、人間が見るとパッと目立って見えてしまう。
生きるための本能です。
何千年とかかって獲得した赤です。
そして獲得したあとは、何百年付き合ってきた赤です。
100年程度くらい都市化が繁栄したところで
赤や黄色の持つ力は小さくならないんです。」

私の絵描き仲間のhirokoさん
絵の技術を持ったとても上手な人
釜芸とおかしな男 131201 Vol.7 へ続く