レンガ路地 140112 Vol.1 からの続き
幸い空き家があったので、そこの前に陣取る。
しかし、いつ文句を言われるかも知れないので緊張感はある。
言われれば素直に謝って、描く許しをお願いするか、どこかに退散するかである。
あまり気に入っていない人物画のキャンパスを裏返して、
ライトレッドと白で薄く消して、
それから自分で調合したグレーの色でデッサンしていく。
デッサンといっても人体のような空間は無いので、
気を楽にして描いていく。

油彩 F10
描いている途中で横の家の人が無言で入っていく。
うわぁ申し訳ないなと思いながら、絵を描いていく。
通過するときには必ず挨拶をしているのだが、背後で完了してしまうと何も出来なくなってしまった。
かといって気配を感じるたびに後ろを振り向けば、
通行する人が警戒するかもしれない。
1人住民の人が覗いてくれる。
「見ていいですか?」
「どうぞどうぞ。ご迷惑おかけしています。」
少し世間話をして家に戻られる。
描いている場所から10m先の方。ほっとする。
堺筋で描いていたのとは違い、街歩く人との交流は少ない。
場所が場所だけにしかたないことである。
絵ほうはというと、まだ1回目なので奥行きはでなかった。
上から見ているよう。
とりあえずデッサンして色をのせた感じ。
細かい調子の変化を描いていかないと斜めから見た視線を感じることが出来ない。
建物とか空とか地面との境目がないので奥行きを出すのは難しいなと感じた。
次回の課題である。
ここで描き続けられるかという問題と奥行きを描ききることが出来るのかという問題の
2つをクリアして、この場所の歴史を描けるかということである。
まあ、それでも奥行きとか質感などそういうものよりも
この場所の歴史を描くことを優先していきたいと思う。
レンガ路地 140216 へ続く
幸い空き家があったので、そこの前に陣取る。
しかし、いつ文句を言われるかも知れないので緊張感はある。
言われれば素直に謝って、描く許しをお願いするか、どこかに退散するかである。
あまり気に入っていない人物画のキャンパスを裏返して、
ライトレッドと白で薄く消して、
それから自分で調合したグレーの色でデッサンしていく。
デッサンといっても人体のような空間は無いので、
気を楽にして描いていく。

油彩 F10
描いている途中で横の家の人が無言で入っていく。
うわぁ申し訳ないなと思いながら、絵を描いていく。
通過するときには必ず挨拶をしているのだが、背後で完了してしまうと何も出来なくなってしまった。
かといって気配を感じるたびに後ろを振り向けば、
通行する人が警戒するかもしれない。
1人住民の人が覗いてくれる。
「見ていいですか?」
「どうぞどうぞ。ご迷惑おかけしています。」
少し世間話をして家に戻られる。
描いている場所から10m先の方。ほっとする。
堺筋で描いていたのとは違い、街歩く人との交流は少ない。
場所が場所だけにしかたないことである。
絵ほうはというと、まだ1回目なので奥行きはでなかった。
上から見ているよう。
とりあえずデッサンして色をのせた感じ。
細かい調子の変化を描いていかないと斜めから見た視線を感じることが出来ない。
建物とか空とか地面との境目がないので奥行きを出すのは難しいなと感じた。
次回の課題である。
ここで描き続けられるかという問題と奥行きを描ききることが出来るのかという問題の
2つをクリアして、この場所の歴史を描けるかということである。
まあ、それでも奥行きとか質感などそういうものよりも
この場所の歴史を描くことを優先していきたいと思う。
レンガ路地 140216 へ続く