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氷流日記

氷(筆者)と流さんの奇妙な徒然記

詩の学校 13年11月 Vol.2

2013-11-29 07:04:05 | デッサン・クロッキー・詩・音楽
詩の学校 13年11月 Vol.1 からの続き



10月に釜芸での講座を受け持った。
そのときに教えたのが顔の比率。
マンガとかに例えられるあれね~という反応のやつ。
よく知っている名の通った画家さんとか、
デッサンを指導される人たちには不評のやり方。
人体の個体差をよく見極めて、
デッサンするように勧められる。
そのやり方に疑問を持ち、共通の比率から徐々に形を形成していくデッサン方法を探っていく。
イラストレーションなどの方法なども参考にしてきた。
で講座をするときにハタと考えた。
なんで一定の比率ができるんだろう?
釜のおっちゃんから質問をされるとちゃんと答えられない。
自分のスタイルに合っているというか
腑に落ちると言うかそういう感じで描いてきた。
それでは聞いた側からは釈然としないものが残る。
ではなぜかと調べていく。
とりあえず人類の起源を調べようといろいろな本を買ってきたり、
引っ張り出してきたりして、
大事になってきた。
で導き出した答えはこれ。
今、残っている人類は一系列しかない。







その昔は何系列もあった。
ネアンデルタール人もその一つ。
どういうわけか一系列に絞られてしまった。
人類が生まれたのは20万年前。
そのときには旧人類も一緒に生活していた。
ちょうどチンパンジーとオラウータンが同時期に存在していたと考えればよい。
当然、チンパンジーとオラウータンとの間に子供が出来ないのと同じで、
人類であるホモサピエンスとネアンデルタール人には混血になる要素が無い。
と言うことは違う系列である。
その人類が氷河期を経て、
1000人から5000人くらいの人数に減る。
全世界である。
それだけの人数から世界へと散らばっていく。
似ないわけが無い。



詩の学校 13年11月 Vol.3 へ続く




詩の学校 13年11月 Vol.1

2013-11-28 07:19:20 | デッサン・クロッキー・詩・音楽
前回の詩の学校 13年10月




假奈代さんが以前子供たちを集めたワークショップをした話を冒頭にする。
ひとりの母親が申し訳なさそうに話しかけてくる。
「ご迷惑ですけど、参加させてもらっていいですか?」
彼女の子供は知的障害を持っている。
問題ないですからと参加を促すとほっとした安堵を見せる。
母子がその会にやってくる。
子供は会には参加したくないとダダをこねている。
それでもいいよとそこらのおもちゃで遊んでていいよと
そのほかの子供たちで始めた。
母親は後ろ髪引かれる気持ちでその場を後にする。
おもちゃで遊んでいたがひとりでやっていると飽きてくる。
それではということでしぶしぶながらみんなの和の中に入ってきた。
詩は連詩をやったそうだ。
連詩ははじめにキーワードを発表してそのキーワードでひとり3行の詩を作る。
その詩を他の誰かが受けて、また3行作る。
それを計6名で一作品を完成させる。
最後の人が題名を命名する。
その子にお題のキーワードを決めて欲しいと頼むと
モー娘と応える。
これで大体の年代と世代がわかる。
現代詩は何でもあり。
なんでもありというがモー娘から作る詩はなかなか難しい。
四苦八苦しながらも一つの場が出来る。
完成した連詩は最後の人が朗読する。
その子の番が来た。
パンと立って、朗読始める。
朗読しようとするが発音がなかなかうまくいかない。
どもってどもって読むことが出来ない。
それでも懸命に読もうとする。
その小さなすがたにワークショップを手伝った大人や假奈代さんが
涙をする。







すがたそのものが伝えてるんではないかと假奈代さんは言う。
そうだと思う。
技術がうまくいかないからこそ伝えられるものがあると思う。
ほとんどの大人が忘れ去ってしまったもの。
少しずつ技術が向上していくと
いつしか逆転し、技術が一番。心が2番になってしまう。
技術が無ければ心も伝えられないのではないかと
そう思うからだと考える。
だが、逆転させてしまうともう後戻りは出来ない。
いくら大家の巨匠でも
心をストレートにドンと伝える絵ではなくなってしまう。
戻るにはどうするか。
ガラガラポンと今までのやり方を壊してしまえばいい。
でもそんなやり方する者はいない。
食えなくなってしまうからだ。
そこが人間ゆえ悩ましいものである。



詩の学校 13年11月 Vol.2 へ続く



詩の学校 10月 Vol.7

2013-10-17 07:00:37 | デッサン・クロッキー・詩・音楽
詩の学校 10月 Vol.6 からの続き



チベット料理屋には半蔵さん、アマゾンさん、私が行った。
アマゾンさんは仮面ライダーアマゾンのフィギアを取り出し、
假奈代さんに詩を作ってもらった。
アマゾンが少年に言った「トモダチ」という言葉が何度も出て来た。
アマゾンさんが初参戦なので
彼中心に話が進む。
明日の朝が早いらしいのでラッシーを飲み終えると
申し訳なさそうに頭を下げて店を出た。
彼が帰った後は半蔵さんに虫の話をぶつける。
彼は虫についてはかなり詳しい。
彼に聞くために図鑑を持ってきた次第であるのだ。
蝶々の話を一通りしたあと、
半蔵さんの好きな虫は何かとなった。







半蔵さんの好きな虫は玉虫。
きれいにキラキラとホログラムのように光るやつ。
それとハンミョウ。







玉虫は家の裏の木にたくさんいたそうだ。
20分に1回くらい1匹がブーンと飛んで木に戻る。
そこを狙って網でゲットする。
ただ飛んでいるところは4mも5mも上で、
長い竹竿に網をくくりつけて玉虫をとろうとする。
小学生なのでふらふら振り回す。
焦点が定まらなく、虫は逃げる。
その繰り返し。
でも子供。思いは一途。
何度かに一度はゲットする。
ゲットをするが、標本にしたりせずまた逃がす。
面白い人やな。虫が好きで殺したくなかったらしい。
ハンミョウは不思議な昆虫。
私も見たことはあるが、取り立てて観察したことは無い。
朱色のところが印象的だという。
かまれるとめちゃくちゃ痛いらしい。
なぜ、それだけ好きなのか突っ込んで聞く間もなく、
私の好きな昆虫を聞かれる。
「ハナカナブンです。」
「ハナカナブンそんなんいたかな?
ハナムグリとちゃう?」
と言ってスマホで検索する。
見せられた画像を見て、そうそうとうなづく。
「これは花のところにいて、花粉だらけやもんね」
これはキラキラして、どこにでもいて、
身近な存在だから好きである。
そういう虫談義に花が咲いたが、
お互い明日のスケジュールでお開きに。
今度また、詳しく話したいと思う。

















詩の学校 10月 Vol.6

2013-10-16 07:04:56 | デッサン・クロッキー・詩・音楽
詩の学校 10月 Vol.5 からの続き



ピンク


ピンクリボンって何ですか?
乳がんのやつです。
ああ、聞いたことあります。あのやつですか。
レッドリボンと言われるとすぐ浮かぶのだが、
ピンクリボンは聞くまで忘れていた。
男とはそういう生きものである。
髪切ったの?2週間前です。
もうそろそろだと思い、言うと、
来週切ります。
そんな具合で私は不機嫌にさせる。
アキさんちはそんなことはなさそうだ。
旦那さんよく気が付くみたいだ。
以前話したピンクのサルのストラップをプレゼントする。
欲しかったんだろ?
やさしいね。
アキさん、言った覚えがないらしいが。
ピンクサルの出会いをすなおに受け、
ケイタイにつける。
白とよく似合う。
そのケイタイをよく見ると充電の差込みカバーが壊れている。
俺と一緒だ。スマホでないのも。
きっと末永く大切にされるのだろう。
ピンクのサルも旦那さんも。








とってもほのぼのさせてもらったので
そのままの気持ちをしに乗せさせていただきました。

みんな発表し、楽しいこんころもちで
チベット料理屋にお茶しに行きました。




詩の学校 10月 Vol.7 へ続く


詩の学校 10月 Vol.5

2013-10-15 05:30:49 | デッサン・クロッキー・詩・音楽
詩の学校 10月 Vol.4 からの続き




いよいよ詩の作成。
カバンの中から何か何か取り出し、インタビューする。
それをメモして詩に作り変える。
私の相手はアキさん。
ついこないだ結婚した。
名字が変わりました。
はにかみながらかみしめるように言った言葉が印象に残る。
別姓でもあまり気にしないという感じのアキさんでしたが、
それはそれ。うれしいのだろう。
そんなアキさんとのペア。
どんなものがでてくるか楽しみである。
私は蝶々の図鑑。
そろそろ色の勉強をせなアカンなと思っていたところに
宮崎駿の「風立ちぬ」を見た。お盆のこと。
主人公の堀越は鯖の骨を見て美しいと思い、
自然を敬愛する。
その心が元となって飛行機の設計に活かされる。
美しいものを作りたい、その思いを一途に歩んできた。
映画もすばらしい緑の場面もあり、
東京大震災の激しく重い場面もあり、
宮崎さん自身も自然を敬愛していることが伝わってくる。
作業着を着て、釜ヶ崎に立っているだけでは色はつかめないのだろう。
結局、泥のような色になってしまうのは
パレットや筆の使い方もあるだろうが、
泥のような環境でいることが大きい。
泥のような色で描いていると心が落ち着く。
ふと見ると作業着がそんな色だ。
ちょうどお腹の辺りに金型をかかえるので錆と油でドロドロになる。
そんなときに映画と出会い、改めて気付かされた。
自然を学び、敬愛しようと。
ただ森を見て、山を歩くというのはなんとなくあわないし、
そんなことをすれば釜ヶ崎に行く時間がなくなる。
で虫を調べようと思った。
中でも蝶。これは少し緑があると必ずいるし、第一美しい。
蝶々の色彩や配色、構図などから色を学ぼうと思った。
アキさんには映画から自然を知るために虫を調べようと思ったことと、
調べるにはマニアックにオタクでいこうと決めたことを言った。
出来た詩が壮大すぎてびっくりした。
そんなつもりはなかったのだが、有難く感謝した。







アキさんの持ち物は携帯ストラップ。
ピンクのサルのストラップ。
旦那さんから貰ったユナイテッド・アローズの携帯ストラップ。
やっぱり、旦那さんだ。
めっちゃ愛してんな。
室内の温度が3℃くらい上昇した。
あっつう。
話の内容は旦那さんがどれだけこのストラップのシリーズに凝っているか。
100体は越える。
時々、アマゾンから箱買いでやってくる。
ずっと当てられっぱなしである。
ご馳走様。
終始会話は楽しい。
こちらも幸せになって、得した気分だ。
ではいよいよ詩の作成になる。



詩の学校 10月 Vol.6 へ続く