迷悟在己

痴呆寸前が巷間を漂いながら日々の雑感を書きます

永源寺の紅葉

2019-11-20 15:17:59 | 旅行


永源寺の紅葉は見ごろです。
毎年毎年同じ場所で同じ写真。あとで見てみればまったく同じ写真がいくらでもある。ヘボ写真の見本である。
昼食を「ごはん定食」にしようと思ったが、たまには違ったところで ということで、政所(まんどころ)にある日登美山荘でたべることにした。
水車があって、日本庭園がある山荘だ。
ここを通るたびに写真を撮らせていただいているが、一度たりとも見咎められたことがない。
日野町のゴルフ場と大違いだ。しかし何となく高級な佇まいで、いかにも地元名士の別荘という感じ。
それで入ったことがなかったが、この際思い切って入ろうということになった。
暖簾をくぐって中に入り、食事のことを聞いたら、やはり予約制という。そうだよね 大体由緒のある割烹は予約製になってる。
ただ、お決まりの定食なら出来ますということで、1550円の定食を作ってもらうことにした。岩魚を焼いたりするので少々時間がかかるとのことなので、その間まわりの景色を撮影。
部屋の造作などは百姓の家ではない。侍か、肝いりを務めた方の屋敷か。下級武士でも武士となれば弓や槍などが飾ってあるものだが、やはり飾ってある。
女将の話によると、永源寺のダムが出来てダム湖の底になるので、現在の場所に移築したのだそうだ。
定食は田舎料理で、野菜と岩魚である。一度は食してみるのも悪くはない。












徳山ダム

2019-11-19 20:21:27 | 旅行


昨年ほどでもないが、けっこう紅葉してます。
実は「庭田山」で午前中撮影して、午後から仕事という予定でしたが、突然「そうだ徳山ダムに行こう」ということになって路線を変更したのです。道は昨年何度も通ったのでよく覚えています。8時半だから、11時半には着くでしょう。帰りはおそらく3時半ころか。
結局予定通りでした。わしって頭いい。
レストハウスは休みで、人影もない。もう盛りは過ぎたらしい。風が強かったです。








さらさら とろとろ

2019-11-11 01:02:27 | 旅行


いつのことだか おそらく25年以上前。
和歌山の中辺路にその温泉はある。いやあった。というのはまだ営業しているかどうかわからないので。
もとはホテルだったらしいのだが、私たちが訪れたときにはもう廃業していて、温泉だけが「女神の湯」として営業されていた。
さてこの温泉、驚いたのは湯がまるで石鹸水を溶かしたようにぬるぬるで、なんと表現したらよいか。
とにかくぬるぬる体にまとわりつく。別に不快ではない。それで少し湯船から出て見ると、あれれ すべすべではないか。
湯に入ればまたぬるぬる。上がればさらさら。ぬるぬるさらさら 不思議だ。なんとも不思議だ。
私が知ってるかぎり、このような温泉はここだけだ。他の方のブログではぬるぬるでは表現が不十分で、とろとろだと言う。まあちょっと表現しずらいので、入ってみないとわからないだろう。
泉質は純重曹泉というから、あの掃除に使う重曹をしこたま入れた湯を想像するとよい。
重曹だから体に悪いわけがない。

また来ようと思ってからもう25年以上過ぎたわけだ。なにしろ和歌山は遠い。23号を通っても、吉野から南下しても、どう通っても遠い。
それでご無沙汰になったのだが、今一度行きたくなった。




良い写真があったので拝借

JAGUR E-TYPEの少量生産決定

2019-11-10 03:39:54 | 日記


と言っても私には縁のない夢の話。おそらく1億円は超えるんじゃなかろうか。しかもリチウムイオン電池で走るモーターカーとなれば、無敵の一台。英国車といえば、夜中中電動アンテナが上がり下がりしていてバッテリーが上がったとか、雨の日にワイパーが飛んでいったとか、故障の文字がつきもので、ジャガーだけではないが、欧州車の購入を躊躇させる一番の原因だった。修理費に頓着しない人たちや、物好きに限られていたわけだ。昨今やたらこういうじゃじゃ馬を走らせる人が多いのは、電装部品に日本製が使われて格段に信頼性が上がった所為かとも思うが、やはり洗練されたデザインに惹かれる人が多いのだろ。
これが電動カーとなれば信頼性は日本車並み。

マンガのマッハGogoを読み耽った人たちには同じ思いの方もおられようが、ジャガーのEタイプといえば、私のナンバーワン。この車にあこがれたものだ。ショーン・コネリーのDB5やオースチン、ロールス・ロイスなど魅力的な車も多いが、ジャガーは別格。Ukデザインはやっぱりナンバーワンだ。
しかしこれを転がすには日本の風土は合ってないだろね。

ところでパジェロのコンセプトカーだが、


米国のEbayオー久ションでポスターが出品されてる。値段は日本円で1500円ほどだが、GBPとなってるので英国人の出品。やはり思った通り、UKデザインだった。
ニッサンのINFINITIも、




彼らの手にかかればこのようなスタイルになる。日本人デザイナーでは決して到達できない領域。メンテナンス・フリーのジャパン機関と、UKデザインのコンビこそ最高のタッグだと、わしがいつも言っております。ホンダとウイリアムズがFー1で最強のタッグだったことを思い出して見ると良い。

あ~あ 宝くじを買おうかな。


国見温泉の緑色

2019-11-09 04:45:09 | 旅行



乳白色(乳頭温泉郷)、鉄分の溶けた茶色(有馬温泉)というのは知ってるが、緑色の温泉というものに初めて出会った。
緑色で、バスクリンをがばちょと入れたような按配だが、これはれっきとした温泉なのである。
宿の下の方にある共用駐車場には、これを証明するような緑色を帯びた湯だまりがあるし、こぽこぽと温泉が湧き出している箇所があった。
手を触れると、それほど熱くはないが、まさしく温泉だ。他の方の話によると、飲んだら「吐き気がするほど苦い」のだそうだ。
湯はぬるいが、体がぽかぽかして、芯まで温まる感じ。私が泊めていただいたのは「森山荘」という旅館だが、こじんまりして山小屋風。
ご主人ご夫妻は親切で気さく。おばあちゃんは山に似合わぬ品のある方。
部屋の外には色ずいたななかまどの木が風にゆれて癒される。
夕食で特に美味しかったのは岩魚の塩焼き。川魚は苦手で、特にあゆは嫌いだ。あのスイカに似た臭みは我慢がならない。いままで食した中で最高と思っていたのが、大垣のKさん宅でご馳走になったあまご。釣ってきたばかりの小ぶりのあまごで、これが私の最高だったが、森山荘の岩魚があまごに勝った。
結構大ぶりな魚体だが、すこぶる美味い。頭から尻尾まで全部いただいた。
食事のあとで露天風呂に行ったが、水のようにぬるくて退散した。「おかみさん露天風呂はぬるいねえ」といったら「ああそうですか」なんて言ってる。
これじゃあ露天風呂は必要ねえななんて思った。
帰宅してから調べてみたら、私が入りに行ったのはペット用の露天だった。
写真を見るとご丁寧に「ペット用」と書いてあるではないか。
しょうがねえな などとぼやいたボケじじいだった。

もういちど行きたい温泉である。


駐車場に流れている湯






砂利の間からぽこぽこと湯が湧いています



ペット用と書いてますね