天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

アメクロン

2022-01-06 14:51:54 | 日記

 凄いな。日経平均が前日比844円も暴落した。この数字に驚いていたら沖縄の6日の新型コロナ感染者数はそれを上回る980人前後にも上ると報道されている。去年の漢字が『金』なら、今年は早くも『菌』で決まりか。3日の米国の感染者数が108万人と想像を絶するレベルに上がった時、さすがはアメリカ、よくそんな人数を検査できたなと、第2次世界大戦時と同様、彼我の国力、物量の差に感心したけれど、そんな暢気なことを言っている場合ではなくなった。これまで欧米のコロナの波が半年くらいの時差を以て我が国を襲ったから、最悪かと思われた菅政権時を上回る感染者数が出るのは時間の問題と覚悟した方がよさそうである。それにしても、沖縄とか山口とか、現状では感染者が偏在しているのは、米軍基地由来の疑いが拭い去れない。国内での通称はアメクロン株と命名してよいのではないか。
 年明けの難儀な問題は通信でも起きそうである。無料お試し期間の楽天モバイルが新年からいよいよ有料化される。注意して利用しなければならない。対策の第1として、携帯パソコンのテレビ受信器具として『Xit Stick』を購入した。仕事中に人の目を盗んでテレビをスマホ視聴するのに、これまでビデオ・テレビ・サイドショーというアプリを使っていたけれど、これだと通信費が掛かるので、新年からは極力1ギガ以内に抑えなくてはならない。とても無理なので、アマゾンの初売りセールで9000円ちょっとに安売りされていたのを買った。アプリのインストールに際し、ウインドウズのFramework3.5だか何だかが機能しないとか警告が出たけれど、対処法を読んでも理解できなかったので、無視して進めたら、何とか映るようになった。でも、商品案内にはフルセグが流れると謳ってあったけれど、ワンセグしか受信できるチャンネルがなかった。画像が荒く、NHKを受信しない。職場で食い入って観るわけでないから画質は我慢できるし、NHKは別に見る必要がない。今頃こんなことにもたついているようでは、ITに疎遠なデジタルデバイド老人として、いろんな局面で機会損失を蒙っているのだろうなということが改めて認識できた。

初雪に
アメクロン載せ
広めるや
明くれば収まる
ころなと願ひき











絞り出し

2022-01-05 16:29:01 | 日記

 知らなかった言葉を覚えるのは楽しいことである。今年の初収穫は、絞り出せ、である。箱根駅伝は例年テレビをつけてはいても、見流していた。だから、選手にはっぱを掛ける声がこんなえぐいとは知らなかった。汗も、涙も、血も、最後は体液も出し切れという気合いだろうか。督励される側にとっては、相当インパクトがありそうである。普通の競技ならファイト―とか、行けえとか、それッとか、ガッツとか、まだまだとか、バドミントンならイッポンとか、聞き流せるけれど、絞り出せと言われると、今や禁止されているビンタや拳骨に匹敵するくらい、昭和のスパルタを想起させる強烈な気がする。ご意見番の張本さんなら、女だてらに絞り出せなんて言わない方が良い、と正論を吐いても、世論の反発を食らいそうである。その張本さんがサンデーモーニングを女だてら発言ごときで降板したとは後味が悪い。別に可愛いとも何とも思わなかっただろうけれど、一応乙女ぶりを立てて、荒々しい振る舞いはやまと手弱女には似合わないのじゃないのと、おだてたつもりだったと思う。本音を言えば、嫁入り前であろうとなかろうと、パンチで顔が潰れても本人が好きでやっている事なので、こっちは知ったことでないと、見る方は誰でも思っている。それを慰労して優しい言葉を掛けたのに、狭量とバカが罷り通る世間に押し流されてしまった。日大ラグビーと言えば、違法タックルのイメージだけれど、当時の監督がやれという指示を出していなかったというのが捜査結果であったけれど、名誉回復されないまま、失職だけでなく、失意しているらしい。薄っぺらな風潮が世を惑わし、歪んだ方向に社会を引きずってゆくのは勘弁してほしい。
 大沢、張本と続いたから後任は、落合、上原ら野球界か、あるいは他の競技の大物の名が挙がっているようであるけれど、野球が断トツ人気スポーツと言えなくなった今日、野球以外のスポーツ全般に広く目配りして、あっぱれ、喝を言い出せる人材は見当たらない。怪しげではあっても、スキー、スケートなどの冬季スポーツに、相撲など、幅広く張本さんは勉強していたと思う。落合氏がロシアフィギュアのワリエワの演技にコメントしたり、マラソンの瀬古氏が大谷翔平を評論しても、聴視者は聞く耳を持たないと想像できる。女だてら発言で失敗しそうにない橋本聖子会長でも、こっちでなく政治に戻ってくださいと言う声が多いだろう。世界の王に頼むわけにいかないし、結局適材は居ない。あり得なくても強いて挙げるなら、その道の達人が社会の達人たり得るのか、バリバリ意見を発してほしいイチローなら、喝もあっぱれも響くと思われる。


急いて漏らさず

2022-01-03 12:54:49 | 日記

 寒い時季は厳しいけれど、朝散歩( morking )は夕散歩( evalking )に無い物が見付かることがあり、偶にはいいものだと気が付いた。神々しく白雪に覆われた初富士を拝むことができた。普段は気紛れにもモーキングなんかしないけれど、招かざる年賀状が届き、嫌々踏ん張って晩酌後に返信を書くと、渋々朝一でポストに出掛けた。途中、老婦人が玄関を掃除しているのを見掛け、新年のご挨拶をした。散歩ですかと尋ねるので、いやあ、数年前に知り合い全てに年賀状廃止宣告状を出したのに、もう忘れたのか未消去の住所録データを基に、いまだに紛れ込んでくるので、返事を出しに行くところですよと、迷惑そうに答えた。すると、彼女は深く頷き、そうね、私も今年85枚書いたのよと、げんなりした様子で言うので、ぶっ魂げた。それではお歳の数に迫るではないか!、というより、私の会社奉公時を上回ることに、畏敬の念を抱いた。亡くなった旦那様のお義理でなく、ご自身の付き合いですかと確かめたら、そうなの、学校のお友達とか、と微笑んでいた。日本の健全な社会の繋がりはこのように出来上がっていたのかと、遅まきながら気付かされた。それでも送っていない方から届いたので、5件は電話で済ましたのと付け加えたので、卒寿を超えて達者やなと感心した。社会の煩わしさを避けることと、竹林に独居する不安との狭間に心が揺れ動き、深く考えさせられた。腹立ちまぎれの年賀状は、
謹賀新年
旧年は敬虔な尊皇攘夷派としては、他人の結婚にケチを付けるバカ国民に愛想が尽きました。愛子さまの新年祝賀デビュー嬉しい限りです。
 ゆく年や 白無垢着けず 嫁に行く
 すめら御国も まことに寒し
新年は、国レベルでも個人レベルでも、隙あらばとか、人を蹴落としてもとか、世の中が益々さもしくなりゆく風潮の中、SNSなどの卑劣な言説に惑わされずに、春風駘蕩、悠然と過ごしたいものです。 令和4年元日
―という内容であった。
 郵便局近くのコンビニに通り掛かり、ふと、いつも手作りばかりでなく、三が日くらい贅沢しても良かろうと、カップコーヒーを買った。やっぱりセルフだったけれど、許容範囲だった。ところが歩き始めて、家との距離が許容範囲ぎりぎりであることに気付いた。紙コップではチンができないので、ハンカチに包んで冷めないよう、大事に持ち帰った。急ぐと蓋の中で波が立った。一方で、尿気が不意に襲ってきた。ゆっくり歩くと間に合いそうにない。慌てるとコーヒーが零れそうになる。カップから漏れないようにすると、下から漏れそうになり、窮地に陥った。玄関脇にカップを置いて、鍵を開けるのももどかしく、まずトイレに飛び込んだ。殆んど間に合った。

白雪を
冠る初富士
角隠し
周りにいびられ
姿も隠す




八朔相撲

2022-01-01 16:12:42 | 日記

 愛子内親王殿下が元日皇居の新年祝賀の儀に初お出ましなさったとか。さぞ気高くかつ初々しく、お綺麗なことだったろう。邦家の行く末永き展張にとって芽出度い限りである。期待が高まるあまり、宸襟を煩わす事態にならないよう祈るのみである。
 武蔵の国の守り神の大國魂神社に参った。ケヤキ並木の参道から心が引き締まり、本殿参拝によって心身が洗われた気分となった。境内には、徳川家康の江戸入城(1590年)を祝った奉納相撲に起源がある土俵が設けられているのが目に付く。今も八朔(8月1日)相撲として毎年伝統行事が行われているという。

この度は
お出ましならる
有り難さ
御宇の光りは
愛に注がる










祝報

2022-01-01 07:17:13 | 日記

各種駅伝、全日本総合バドミントン選手権もボートレース多摩川カップも終わるとイベントがなく、元日紙面は分厚いだけで退屈なものだけれど、ネットで宇野昌磨と本田真凜ができているとの記事を見て、慌てて駅までサンスポを確認のため買いに行った。銀盤の純愛3年越しに真剣交際と確かにハートマークの吹き出しも交えて一面全面に載せていた。新年早々めでたい事である。どちらも好感の持てる好青年、淑女で、お似合いのカップルと思う。ちょっと気懸かりは、本人のコメントどころか、親類縁者がなくの喜びの声もなく、本当に見事着地するのか確信が持てないことである。真凛ちゃんの妹の3年前の曖昧な伝聞話しとか、2020年9月の昌磨さんのYouTubeチャンネルでのリモート対談とか、古い上に決め手に欠ける材料ばかりで、売れない廃刊寸前の女性週刊誌による憶測作文記事張りなのが心配な点である。自信のある特ダネなら、2面以降にも実名による関係者の声が載るものであるが、一面本文も匿名の関係者でしかなく、心もとない。それでも、今や経済産業省の予算獲得のための宣伝報道機関と化した大手一般紙の一面トップ記事よりは面白くて罪が無い。スポーツ紙は180円の特別料金だったけれど、元日出勤特別手当が出るため、太っ腹で買ったけれど、真偽に関わらず無駄ではなかった気がする。

 元旦の空には、真凛ちゃんがトリプルアクセルに成功した時のように、満足に満ちた幸せそうな眉月が朝焼けの上に懸かっていた。

 

眉月を 書き初めにする 新空に 真凛と宇野の 記事を眺める