夕富士

　秋が深まり空気が清涼となり、夕方になると入り陽を背景に富士山のシルエットが遠望できるようになった。夕暮れが早くなり散歩にマイナスの面もあるけれど、この富士は得をした気分である。

　散歩の途次の青果店で柿の王様の紀ノ川柿を見付け、２個購入した。夕景とマッチした富士柿ではないけれど、今年もこんな美味い柿が食えて幸せである。

　来年は首相主催の桜を見る会が中止か。なにか批判されるとすぐブチ切れる気紛れ決断の印象やなあ。世の中が薄っぺらになってきた気がする。

　野球国際大会のプレミアリーグは、鈴木を例外に打線が湿りっ放しで、見ていて面白くないわ。手元で変化する球が来ることが分かっていて、なぜ引っ掛けて凡打を繰り返しているのか。引き付けてバットをインサイド・アウトに振り、押し出すように右中間方向を狙うべきだと思うけどなあ。浅村をお手本に皆んな考え直してほしいわ。

 

今年また

紀の川柿に

巡り合ひ

うまき富士見ゆ

秋の夕暮れ