天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

紀の川柿

2021-11-05 18:04:00 | 日記

 電気自動車テスラのイーロン・マスク氏の個人資産が我が国チャンピオン企業であるトヨタ自動車の時価総額を上回ったとか、環境保護団体グリーンピースが世界主要自動車メーカーの脱炭素化取り組みで、トヨタを最下位にランク付けするなど、世の中の比較基準に付いていけなくなって、ニュースに興味を無くした。すると、退屈なので、数日前に遡って将棋・竜王戦7番勝負第3局の棋譜を勉強することにした。むかし、NHK杯で見ていたのと違い、矢倉とか何々囲いをしないで、すぐ角交換したり、竜が飛び出し、銀が攻め上がるので、途中までは素人でも分かりやすい。しかし、やっぱりプロ同士の戦いは中盤以降になると難しく、最後の藤井3冠の香の王手打ちで豊島竜王が投了したのがさっぱり分からない。成り龍が下がって、打たれた香を食ってしまえば、あとどうして詰ませることができるのか、考え付かずに諦めた。
 もうすることがなく、打つ手がない時のプライムビデオ頼みで、むかし懐かしの『奥さまは魔女』を購入し、見ることにした。きゅきゅっと鼻を動かせば困り事が何でも解決する単純痛快な喜劇の面白さが新鮮に蘇って、退屈凌ぎに一番良い。
 笑う門に福来りで、スーパーに行くと和歌山名産の「紀の川柿」が見付かった。秋の味覚はこれが無いと始まらない。フルーツの王様、味覚の名人・竜王である。渋柿に注射を打って甘くしたような柿と違って、黒胡麻の蜜がたっぷりで、魚で言えば中トロ、肉に例えればフィレのような、濃厚でしっとりした味わいがある。久々に幸せを感じた。

 





 



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