天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

詐欺

2020-03-25 13:54:26 | 日記
 目に見えない敵が横行する不安な世の中は人の心の隙に付け入る詐欺師が最大に活躍できる時期である。平時でもオレオレ詐欺が絶えないのに、被害の急増が懸念される。WHO(世界保健機関)は同機関の職員を名乗った者が人の情報を聞き出そうとする不正が増えていると注意を喚起している。見ず知らずの人から尤もらしいことを尋ねられても必ず、あなたは誰(who)ですかと確認しなければ危ない。日本でいえば、まず五輪チケットの払い戻しに絡むものが想定される。特別に返金するから振込口座番号を教えてほしい、なんていうのは怪しそうである。新型コロナウイルス絡みなら、これが効くと言ってコウモリを煎じた薬などを飲まされないよう用心してほしい。借金取り対策には、玄関に「コロナ感染したので自宅待機中です」と貼り紙しておけば良いだろう。或いは、コロナをうつしてほしくなかったら金を出せ、という新手の恐喝事件も起きてきそうである。好守いずれにも応用できる。詐欺、脅迫にこれほど使い勝手の良いものはそうザラにない。でも、やっぱり詐欺被害くらいの方がまだマシで、本当に感染してしまうのが一番怖い。
 トランプ米大統領が4月12日のイースター(復活祭)までには、新コロナウイルスを収束させて、経済活動を再開させたいと言っているのも尤もである。万一、10月31日のハロウィンまで長引けば、子供たちの囃子ことばが「コビッド・オア・トリート」になっているだろう。
 子どもは可愛い。コロナ自粛が続いて鬱陶しいので、きのうは娘と孫を家に呼んで沖縄カチャーシー料理パーティーを開いた。メインディッシュはジーマミ豆腐で、飲み物はオリオン・ビールとパインアップルジュース。ランチョンミートとゴーヤー入りのソーミン・チャンプルーを作って振る舞った。湯がいた素麺をフライパンで炒めた時、グヂャグヂャにならないか心配したけれど、意外とサラッと出来上がった。ただ、塩とコショウのシンプルな味付けにしたため、子どもたちの食はあまり進まなかった。これは想定通りだったので、別にチーズフォンジュを用意した。具に湯がいたウィンナーやアスパラガス、カボチャに生セロリなどを出したけれど、単純にフランスパンを焼いたのが一番気に入られた。
 食後はトランプと花札で遊んでもらった。花札は教える方だっけれど、トランプはスピードなど初めてのプレイを指導してもらった。カード取りに一生懸命になり、中指の爪と腹の間に挟んで傷めるほど熱中してしまった。暗い空気の中で久々に歓声を上げた。
 コロナに薄汚れてはいてもこの時季、空気の澱みを跳ね返すばかりに濃厚に存在感の輝きを放っているのが花桃である。毎年断りもなく目を楽しませてもらっている2軒の庭があって、今年も盗み見した。
 東京株式市場は東京五輪延期の暗いムードを吹き飛ばすばかりに公的資金らしき爆買いに前場は1036円高と反発の勢いを加速させている。コロナ禍不況に対する緊急経済対策のうち富裕層への現金給付が見送られるそうであるけれど、生活困窮層への給付は5月以降になる見通しに対し、富裕層への実質給付は始まっているようである。

花に風
吹き交ふころな
散り尽きそ
来る年待つは
苦しからまし







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