本日は第１金曜日恒例の米雇用統計。アフガン撤退のご祝儀も含め、一般には75万人程度と予想されている非農業部門雇用者増加数を大胆に200万人増と見積もり、ＮＹダウを始め米株３指数の大幅続伸を当て込み、本邦では週末特有のリスク回避売りが出たところを景気敏感株を中心に丹念に拾っていくとＳＮＳで力強く宣言した。ところがその直後に菅義偉首相が今月の自民党総裁選に出馬しないと表明したため、日経平均は後場入りから急騰してしまった。余計なことをしてくれた。総理大臣たる者、相場に配慮して市場が締まってから言動を起こしてほしかった。これでだいぶ稼ぎが少なくなってしまった。岸田文雄前政調会長が総裁選出馬表明で所得倍増計画を推進すると言ったのを受けて、トヨタ自動車（7203）を本命銘柄に推した。表明日の8月26日終値9507円から徐々に値を持ち直しつつあったけれど、まだまだ妙味が残っていたのに、本日後場には9800円台まで吊り上がってしまった。その他は推して知るべし。政界一寸先は闇、とはよく言ったものである。
プロ野球は西武の栗山巧選手が名球会入りの2000本安打まであと２本に迫っている。本日は誕生日とあって自分へのプレゼントにぜひ達成してもらいたい。春から応援し疲れた。
わたつみの
うねりを甘く
さざ波と
読み誤りし
をこの釣り人
