ろぐろぐ音楽ブログ

a-kiという人間の手による、J-POPあたりをメインに色々好き勝手書いてる適当ブログ。

アルバムレビュー。⇒北原愛子「SHANTI」

2007年10月14日 04時05分22秒 | 感想・レビュー(アルバム)

最近更新頻度が落ちてきてるからか、アクセス数も落ち気味ですorz 更新頑張ります・・・
今回の更新は北原愛子、通称・愛子様のニューアルバムレビュー。

北原愛子「SHANTI」(★8.5点)   試聴はコチラ(公式HP・SHANTIスペシャルページ)
1.世界中どこを探しても   2.もう心揺れたりしないで   3.恋花火   4.ユートピア   5.ありがとう   6.この空の下で   7.風のメロディー   8.本当の気持ち   9.La-i-la   10.Crazy↑↑↑   11.SAMBA NIGHT   12.Surfing in the Heaven×

GIZA売れない軍団の中でも売り上げ・リリースペース共にバツグンの安定感を誇る愛子様の4thアルバム。スパポイも3rdアルバム出したし竹井詩織理もつい最近ミニアルバムをリリースしたし、ホント最近のGIZAは面倒見がいいですねぇ。2001年あたりの売れないのはアルバム出したら即リストラ、という社風が嘘のよーだ。

それはさておき、今回のアルバム。非常に出来が良いです。今年、GIZAから碧井椿というラテン歌手がデビューしましたが、GIZAラテン担当の座は簡単には渡さないよ!という愛子様の確固たる信念が感じられる(?)1枚となっております(笑)。

相も変わらず、というか今まで以上にラテン色強めで攻めている愛子様ですが、4枚目となる今作では以前あったようなパチもん臭さ(爆)が若干薄れて、その代わりに歌謡曲の要素が強く入ってる感じです。特に「Crazy↑↑↑」「La-i-la」とかはあからさまなくらいの歌謡曲臭がしますねー。今回、これまでのアルバムで必ず数曲は入っていた、小澤正澄さんが編曲を担当した曲が1コも入ってないのが大きいのかも。打ち込み疑似ラテンの路線は2ndアルバム「Message」で一応の完成を見たので、愛子様お得意のラテンというラインを保ちつつ,新たな路線に進む、という今回の この方向性は非常にイイ感じの選択だなぁと思います。

さらに、純粋にいい曲揃ってるんですねー今回。前作「Sea」では曲の完成度にバラつきがありましたが、今回は北原愛子自ら作曲まで手掛けた冒頭シングル2曲を始め、愛子様ならではのハイテンションラテン「恋花火」「Crazy↑↑↑」、生バンドならではの雰囲気が心地よい「ありがとう」「風のメロディー」、今作の特徴でもある歌謡曲らしさが強く出た「本当の気持ち」~「SAMBA NIGHT」、ディズニーのエレクトリカルパレードのような華やかさのある「Surfing in the Heaven×」などなど、どれも小粒ながらいい曲揃い。逆に言えばコレだっ!って言うキメの1曲が無いとも言えるわけですが、まぁ全曲このクオリティならば文句ナシでしょ。

つーわけで、愛子様の強みを存分に発揮したラテン歌謡アルバムになっています。歌謡曲っぽさが強くなったことで以前より多少聴く人を選ぶような感じはありますが、良盤ですっ!



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