注連飾 2008年12月28日 07時46分24秒 | Weblog 風道の戸口に震へつ注連飾る 家猫の首輪を替へて年暮るる 葛飾の漫ろ歩きや故郷は雪 アンパンマンのマスクの嬉し二歳半 門松を立てる手際に皆拍手 6,620歩
江戸川沿ひを歩く <25日> 2008年12月26日 07時09分00秒 | Weblog ラクロスの玉の行き交ひ年暮るる ラクロスの声の飛び交ふ冬の川 北総線ゆるりと渡る冬の川 冬鳥の里見の杜に集ひをり 帝釈天渡廊下の煤払ひ 帝釈天賽銭大箱年用意 極月や瑞龍松の構へけり 仲見世の半ば閉ざされ年用意 繭玉も飾りつけらる門前街 川千家のひと日忙しく煤払ひ 藪忠に一週早き晦日蕎麦 年の瀬に二万歩刻む至福かな シャトルバス待つ亀有の冬夕焼 26日 7,410歩
<都俳連吟行 ・ 西新井大師> 冬至 2008年12月21日 15時09分05秒 | Weblog 加持水の古りし釣瓶や冬ぬくし 本殿に五色はためき冬うらら 一年の疣に塩塗る師走かな おんか-か疣取り給へ冬うらら 冬日受く善男善女大師講 極月の墓参の列や日本晴 托鉢の僧の手翳し冬ぬくし のしいかに群れし善男冬ぬくし 冬晴に歌手デビュ-せし大師殿 亡き父の誕生日明け冬至なり 冬至とは思へぬ日和吟行す 8,290歩
冬の川 2008年12月20日 08時14分44秒 | Weblog 護岸壁を吊り下ぐクレーン冬の川 梢より裸になりし銀杏の木 仮眠するタクシ-ドライバ-冬日向 冬晴や亡父八十九の誕生日 11,990歩
NHK 愛宕山俳句の会 2008年12月17日 18時03分34秒 | Weblog [席題 冬の魚一切] 鰤提げて故郷の駅発ちにけり 亭主しか食べぬ海鼠を買ひにけり 遠き日の大好物の鯨買ふ <互選高得点句> はたはた鍋お国自慢も煮込みをり よし子 人だかりするあんこうの吊るし切り 詮 郎 鮪食ぶ大間の海の香と共に よし子 <講師特選句> 天 鰤提げて故郷の駅発ちにけり 地 鮪食ぶ大間の海の香と共に 人 亭主しか食べぬ海鼠を買ひにけり 7,190歩