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支部長の雑感=酒の肴21

2010年02月27日 | 最新のお知らせ
2月も終わりになり、月日の流れの早さに驚いています。
学校も年度末を迎えて、高等部3年生もいよいよ卒業式の日が近づいてきました。
つまり、確実に自分の退職の時期が1年後ということで、カウントダウンに入ると言うことになります。ああ、ほんとの月日の経つのは早いですね・・・。

さて、先週の土日は京都での「全国放課後連」の研修会に参加しました。
20日は各県連絡会の会議がありました。21日は立命館大学で、研修会があり兵庫からも何人か参加がありました。全国調査の結果報告や、今後の放課後活動の制度化に向けての提案などがあり、興味深い内容でした。兵庫の放課後ネットの活動にも生かして生きたいと感じました。

その研修会の後半には失礼して京都市内を散策するために抜け出しました。
立命館大学は京都の北の方に位置し、近くには竜安寺などがあります。
私は、歩いて北野白梅町に出て、梅の花が咲く北野天満宮に行きました。
とてもいい天気だったこともあり、すごく気持ちよく歩きました。北野天満宮の梅は最高にきれいな時期で、人も多くてまさに旬でした。
天満宮から、歩いて千本通りを北に歩きました。実は、大学を出てから、しばらく3ヶ月ですが、北区の堀川今出川北に下宿していたことがあり、千本大路あたりはよく散歩していたなつかしい地域なんですね。
北大路通りに出ると、今宮神社の界隈になります。大学を出てから、教員採用試験に落ちて卒業後の仕事で平安高校の講師をしていたのですが、時間講師という立場上授業が終われば基本的に暇でしたので、よく散歩していました。今宮神社はその散歩コースで、ごろごろ寝転んで考え事をしていた記憶がよみがえりました。
就職が決まらず、これから先教員採用されるのかなという漠然とした不安がありました。
学生時代に教育系学生ゼミナールの活動をしていたこともあって、思想差別から不採用者が多くでていたので、自分もそうかなと思っていました。神戸大大学の土屋先生たちの「未来の教師」という本も自分の事に重ねて読んでいたので、講師をしながら採用されなかった自分の現実に不安を感じていたのでしょう。

さて、話しがそれましたが、今宮神社まで歩くと、けっこうな時間が経過しました。でも、手前の紫野高校のテニスコートや今宮神社の鳥居を目にすると、とても懐かしく当時がよみがえってきました。
神社やはそれほど大きくないし、とくに何があるというのでもないのですが、神社の一角でもの思いにふけりながら、昼ねしたことなどを思い出しました。
今宮神社の門前には有名な「あぶりもち」の茶屋が参道の両側に2軒あります。このあぶりもちは有名ですが、とてもおいしいですよ。炭火で今も手で焼いています。ぜひ機会があれば食べてみてください。
その一軒に入って食べてから、大徳寺を抜けて帰路につきました。

いい天気で、久しぶりに京都の散策を楽しみました。実は、京都は大好き人間で、大学を出てから特に好きになりました。
また、時間ができたら京都の街をぶらぶらと歩きたいものだと思っています。