蕨市の新築戸建住宅にアンテナ工事を行いました
お電話でご依頼を頂き見積もり無しの引っ越し日当日に工事です
お客様のご要望は、地デジアンテナは屋根裏で、BS/CSアンテナは外壁に固定で
極力ケーブルが目立たないようにとの事です
現調をしていないので必要な部材を想定してお伺いしました
お約束の訪問時間は午後13時です。予定通り到着して、ご挨拶の後引込線を確認後、2階点検口より屋根裏に突入
汗だくになりながら1時間程測定しましたがいいポイントがありません
今度はダメ元で反射波であちこちで測定したら何とかキー局全てが安定受信できる所がありました
但し、テレ玉は厳しそうです
お客様に反射波で受信のリスクやテレ玉が映らないかもしれない事を説明した結果
それでもアンテナは屋根裏に設置して欲しいとの事なのでようやく作業開始です
その場では私の意見はお伝えしなかったのですが、私だったら...
同じ選択をしていたと思います
実は、屋根の上にアンテナを建てることで考えられる災害は、雪や強風によるアンテナの倒壊だけでなく
カミナリの被害を受ける事も極稀にあります。
実際に5年位前になりますが、さいたま市でも、アンテナに雷が落ちて
テレビが壊れた方がいらっしゃいます。こちらのお客様は工事をした某量販店に
取り外しと、落雷による被害を保険会社に請求する書類を書いてほしいと頼んだところ、見事に断られて
その後ネットで当店を探されて全て当店でお引受致しました。
アンテナは下から見た感じでは何ともなさそうでしたが、屋根に上がってみたら
ブースターが破損していて、真っ黒になっていました。
そんな事も経験しているので当店では屋根裏施工や壁面デザインアンテナをお勧めしています
先ずはこちらの丸まっている引込線を屋根裏に挿入します
換気口を広げて同軸ケーブルを挿入。ケーブルは錆び難いステンレスのサドルとステンレスのビスで固定して
ビス周りは変性シリコンで防水処理
地デジアンテナはこちらの柱にサイドベースを固定
こちらで使用しているサイドベースとネジなし電線管(E管)は屋外で使用すると比較的早く錆びます。
当店ではこれらの安価な部材は屋外では使用しないのですが、激安アンテナ施工店では
現在でも使用しているところもございます。
アンテナ直下のレベルは
続いてBS/CSアンテナはこちらに設置
軒天に小さい穴を開けて屋根裏にケーブルを配線しました
BSアンテナは柱に金具をステンレスのビスで固定。金具周りとビス周囲は変性シリコンで確り雨仕舞
こちらのレベルは
再び屋根裏に戻りケーブルを転がし配線して要所要所クランプしてブースターに差し込みます
地デジはこんな感じです
ブースターの電源部は、浴室点検口内の分配器付近にコンセントがあったので、そちらに設置
端末確認とブースター調整を行います
全テレビ端子5か所にてレベル測定をして問題無いので終了
お客様、当店へのご依頼誠にありがとうございました。またのご利用をお待ちしています。
一昨日、蕨市にBSアンテナを壁面取り付けしました
当初は、BSアンテナの方向調整とのご依頼を前日にご連絡頂き
翌日お伺いしました
3階建ての住宅で4年前に他業者さんの工事なのですが、今は連絡が取れず当店にご依頼頂きました
ご挨拶をして、早速チェックします
アンテナはUHFとBS/CSアンテナが屋根馬で設置してあるようなので
ベランダからタケノコで屋根に登りますが…
ほぼ直角で怖いです
屋根へのアクセスはこちらしかないのでタケノコをしっかり固定して現状確認
アンテナはUHFとBS/CSで混合器で引込み線へブースター無しの5分配器
取り付けはこうなっていました
支線は上段のみで補助の支線も無し、屋根馬は容易に動いてしまいます
よく4年間も大丈夫だったと感心しましたが
2年前もテレビが見れなくなり最初に工事をした方に点検に来てもらったようです
BSアンテナの方向を合わせようと混合器から同軸ケーブルを外して測定したらレベルがきません
おかしいと思いBSアンテナのコンバーター側の同軸を外したら
ショートしていて芯線がありません
防滴キャップがメーカー専用を使用していないのが原因のようです
コンバーター側は
芯線が僅かに残っていて取れません
お客様とご相談後、新しいBS/CSアンテナを壁面に取り付ける事になりました
ただ、私はBS/CSアンテナを在庫していなかったので急遽買い物へ
買い物が終り再びお客様宅へ戻りBSアンテナ測定を開始
場所も決まりお隣様の敷地にアンテナが入らないかお客様と確認して取り付けました
こちらに取り付けます
柱に金具をビスで固定するのでガッチリ
写真は撮り忘れましたが防水コーキングもしっかり行っています
3階の窓からの作業なのでやり難いですが何とか設置
同軸ケーブルは屋根馬の混合器まで新たに配線しました
既存のUHFアンテナはそのままだと倒壊の恐れがあるので手直しをしました
支線には4ヵ所ともターンバックルが使われていましたが錆びていて意味がありません
UHFアンテナの蝶ネジは全て手で回るくらい緩んでいたので増し締めをしました
リングを1個追加して上下2段で支線を張りました
これで暫くは大丈夫かと思います
最後に壁端子で測定をしましたが、5分配の為BS/CSが少し弱いです
テレビの視聴ヵ所は現在2台で、将来的には3台になるかもしれないとのことなので
現在1端子電流通過型の5分配器から全端子電流通過型の3分配器への変更をご提案しましたが
現状テレビが見れるので様子を見るとの事です
お客さまは方向調整の6.300円でテレビが見れると思っていたのに
余計な追加工事費が掛かってしまったので無理にお勧めできませんでした
お客様には申し訳ないですが、4年前のアンテナ工事はかなりお粗末でした
これからアンテナ工事をご検討される方も工事費だけでなく、工事内容や、使用する部材等を
よく確認する事を強くお勧めします
今回のケースの様に後々不要な出費が出たり、もし仮にアンテナが強風で飛んでいったら…
当店は屋根馬やマスト、サイドベース等は溶融亜鉛メッキ、支線はステンレス1.6ミリ使用
お客様のご要望でマストやサイドベースはステンレスを使用することもあります
5年ほど前にマストとサイドベースをステンレスで取り付けましたが
今でもピカピカです(追加料金が掛かります)
お客様、当店へのご依頼ありがとうございました
また、在庫不足によりお時間が掛かってしまいご迷惑をお掛けしました
当店は工事保証を3年間していますので何か不具合がありましたらご連絡下さい