ふえうふふ - hyalaliの笛日記 -

2005年10月に笛を習い始めました。邦楽囃子の笛のお稽古の記録として日記を付けています。阿波踊りの笛も吹いています。

選んだ笛は‥‥

2010-06-22 | 阿波踊り
連の練習日。

今度の笛は音のハネに気を使わなくて良いから、その分、キレ良く吹けそうな気がする。吹き込むと笛が良く鳴るようになるらしいので、チョコチョコ吹いてあげよう。

4がちょっとコントロールしにくい。また4だ。ずっと使っている唄用の七本調子も4がハネやすい。ということは、私の吹き方に原因があるのかな。

踊りに合わせて

2010-06-19 | 阿波踊り
連の練習日。笛を代えてもらったので、878がハネなくなった。吉野川の⑦の音も出しやすい。ただ‥‥4がちょっと不安。何かの拍子になぜか鳴らなくなることがある。息の当て方の問題かな。

後半は、踊りの構成に合わせて囃した。掛け声が入ったりして、かなり実践的な感じ。気分が高揚してくる。踊り手の足の運びや手の動きに合わせてノリ良く囃したいなあ。

(36)「鞍馬山」-2

2010-06-18 | お稽古
蒸し暑いなあ。笛の取り扱いという点では、空気が乾燥する冬よりも湿気の多いこの季節のほうが、良いのだろう。笛の鳴りという点ではどうなのかな。季節に関係なく笛が鳴らないので、違いがわからない‥‥。

「鞍馬山」
・笛水平になっているが、首が右に傾いている。首を真っ直ぐにして吹く。歌口に対して斜めに吹き込むと音がつぶれるし、見た目も良くない。
・片日吉は口元で吹き込まさず、横隔膜で吹く。
・“ここは源家の~”の後の中之高音はもう少し勇ましく。
・“数えてみれば一昔”の後の上之高音、緊迫感がなくのんびりリラックスした感じ。“父の仇”の気分
・翔りは、はみ出さないように。
・ララ(55)の音は、能では人指し指をはねるが、音が難しいので中指をはねても良い。(長唄では中指をはねる人が多い。)


寳師も“ヒイ病”にかかって、ここ一番でヒイがうまく出なくなったことがあるそうだ。もっとも私の場合は、もともと出なかったのが、全く出なくなったという訳で、全くレベルの違う話ではあるが‥‥。

「そのうち出るさ」と気楽に構えよう。“そのうち”がいつ来るのかわからないけど。

(35)「鞍馬山」-1

2010-06-11 | お稽古
指がわかるところだけ予習してお稽古へ。ヒイはますます音が出なくなり、出だしだけでなく曲の合間の音も全滅だ。どうなっているんだろ。

「鞍馬山」
・迫りまで、誰も舞台にいないが、大小(鼓)が能の手を打っているので、それに合わせて、中の高音のアシライを勇ましい感じで吹く。“父の仇”の前で三味線を消すので、そこで笛も止めて、“父の仇”は干す。
・迫りは、だいたい同じ手を二回ずつ吹く。役者が迫り上がってくるので、威勢よくハッキリ吹く。
・早笛は霊的な物が出てくる時に使うことが大きい。普通、能の手は5で終わるのが原則だが(オウシキ調?)、早笛は6で終わるのが特徴(バンシキ調?)。一音上がっているのでうるさい感じ。笛が先、後から太鼓が入る。
・早笛の後は拍子が速い。
・その後、“数えてみれば一昔”の後、合い方あって、“十余年の・・・今目の当りに見たる夢”に中之高音のアシライをはめる。
・突掛翔りは、翔りを吹かない人もいる。翔りは“剣道修業をなすといえども”の前まで。

それにしてもますますヒイが出ない。他の音まで出なくなってきた。重症。

笛を選ぶ

2010-06-08 | 阿波踊り
仕事帰りに連の練習へ。定時でさっさと出ても30分遅れ、しかもちょっと出遅れたので結局1時間も遅れてしまった。

平日だからか、メンバーは少なめだ。三味線一挺だったところに途中参加する。笛が一本なので、リズムや音のヨレ具合がよくわかる。

後半、笛リーダー持参の笛の新作四本を吹き比べ。今吹いている笛に比べて、音がハネにくくて吹きやすそうな笛があった。う~ん、変えてもらおうかな。

音がハネてしまうのは、一つには指孔がきちんとふさがっていないから。指孔が大きいと押さえそこなって隙間が開くリスクが高い。特に指の小さい私の場合はね。だから指孔の小さい笛が。ただし、あんまり小さいと、指が孔に引っ掛からないので、かえって押さえにくいみたい。

指孔の間隔の違いも押さえそこなう要素の一つ。右手の指孔が等間隔に近いほうが、私には押さえやすい。
とっかえひっかえ、吹き比べて、一本借りることにした。この笛、押さえやすさだけでなく、息をコントロールしなくてもハネないように感じた。この笛なら、思い切り吹けそう。技術が足りない分は、道具に頼ることにしよう。

弘法は筆を選ばず。シロウトは笛を選ぶ‥‥。

(34)「小鍛冶」-4

2010-06-04 | お稽古
今日もカラオケ練習なし。お調べの譜面を忘れた。未だに譜面がないと吹けない。指を全然思い出せない‥‥。

「小鍛冶」
・出だしがおとなしい。失敗を怖れて慎重になっている感じ。もう少し勢いがあったほうがよい。
・来序のアシライが、唄にピッタリはめ込み過ぎている。唄に対して決めて吹いていては、この曲の時はうまくできても、色んな曲への対応力がつかない。もっと自由に吹いて、いろいろな局面で最後にどう着地するかという練習をした方が良い。
・来序を竹笛で吹くとき、三味線に対して、ピッタリつかずに、微妙に遅らせたり早めたりしながら、離れて絡むように吹く。
・段切では、ヒヒョールーリーの最後はイヤーにからむ位のばし、その後ヒィー。ヒィを早く出ると息が足りなくなる。


相変わらずヒィの不発が多い。ま、そのうち安定して出るようになるだろう。

次回から「鞍馬山」を。