ふえうふふ - hyalaliの笛日記 -

2005年10月に笛を習い始めました。邦楽囃子の笛のお稽古の記録として日記を付けています。阿波踊りの笛も吹いています。

『ベスト・オブ・正月』

2008-03-27 | 聴く
季節外れというか、気が早いというか。年初に買ったCDを聴きながら寝ている。来年の春の発表会に『春の海』にチャレンジしたいので、耳ならしのために。でも、かなり難しそうだ・・・。

■ベスト・オブ・正月

1. 除夜の鐘(比叡山延暦寺の鐘)~1年の煩悩を鎮める為に~
2. 春の海(宮城喜代子,青木鈴慕)
3. 寿獅子の曲(若山胤雄社中)
4. 越天楽(宮内庁式部職楽部)
5. 初春(栄芝)
6. 春の海(宮城道雄,吉田雅夫)
7. いぶき(吉田兄弟)
8. 獅子(藤田大五郎,幸宣佳,安福春雄,金春惣右衛門)
9. 梅は咲いたか(市丸)
10. 六段調(中能島欣一)
11. 富嶽百景-FUJIYAMA-(鬼太鼓座)
12. 春の海(砂崎知子,ビクター・オーケストラ)
13. ウグイス~1年の始まりを清らかな鳥の声で~

(78)発表会

2008-03-23 | お稽古
リハに続いて、すぐに発表会。教室のレイアウトなどもリハとほとんど変わらない。変わっているのは、リハのときは先生に向って吹いていたのを、本番ではお客様のほうに向かって吹く。たったそれだけなのに、大違い。

発表会も3回目だし、今回は先生の三味線と長唄が一緒なので、今までに比べて緊張の度合いが少ない。落ち着いた感じで、出番を待てた。

さて出番。吹き出しはなんとか順調だったが、途中で少し唇が震えだした。いやだなあ。あら、そういえばボイスレコーダーのスイッチを入れ忘れた、しくじった。いかんいかん、そんなことに気を取られていると、譜面を間違えるぞ。

そうこうしているうちに前半終了。ここで一息つけるので助かる。ちょっと気を取り直して、後半へ。

リハもそうだったけど、後半はリズミカルな感じなので、三味線に合わせて軽快に吹ける。雑念が消えて曲に浸れるような感じ。そうなると気持ちも少し落ち着く。そうこうしているうちに、最後の“鶴の一声のところも終わり、演奏終了。

お稽古以上に吹けるわけではないが、今回はお稽古の9割くらいは吹けたのではないかな。今の私の力からすれば上出来上出来。

(77)蓬莱

2008-03-23 | お稽古
発表会の直前のお稽古。今日は皆さんの到着が早く、私が教室入りの一番最後。到着順のリハーサルなので、リハも最後だった。順番を待つのって緊張するものだね。まだリハーサルなのに。

■蓬莱
案の定、緊張して途中で唇が震えてきた。でも後半のテンポの良いところは余計なことを考えずに気楽に吹けた。
あちこち音がぴゃーっとなってしまった。どこか余計な力が入っているのだろう。リハでさえコレだ。本番はどうなることか。

三月大歌舞伎

2008-03-22 | 聴く
歌舞伎を見に行った。もしかすると、歌舞伎座で生の歌舞伎を見たのは、生まれて初めてかな。いや、大向こうの掛け声を聞いた記憶があるから、初めてじゃないかも。

三番叟は、長唄だけで聴いたことはあるけど、踊りと一緒に聴いたのは初めてだ。なるほど、踊りに合わせて鼓を打ったり笛を吹いたりしているわけね。あれ?逆かな。長唄囃子として表に出ている方々とは別に、黒御簾の中にも笛の方がいらっしゃって、パートを分けて吹いているようだった。

女伊達で、男伊達がトンボを切ったり組み体操よろしく「おとわや」の傘を開いたり、アクロバティックでなかなか楽しかった。その間、笛が賑やかに祭囃子っぽいものを吹いていたのも楽しかった。

それにしても、役者を見ながら耳は注意深く笛を聴くというのは結構忙しかった。そのせいか、ちょっと疲れた。

■三月 昼の部の演目
一、春の寿(はるのことぶき)
   三番叟
   萬歳
   屋敷娘

二、一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)
   陣門・組打

三、女伊達(おんなだて)

四、夕霧・伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)
   吉田屋

楽譜を買ってきた

2008-03-16 | 採譜
楽譜といっても、ピアノ弾き語りの楽譜。まっさらから譜面を作るのが大変なので、メロディーの五線譜に笛の譜を直接書き込んでしまおうという作戦。五線譜は実は読み方をすっかり忘れているのだけど、まあ、なんとかなるだろう。

さっそく何曲か、笛の譜を書き込んだ。

●さくら 作詞:森山直太朗・御徒町凧 作曲:森山直太朗
出だし:5、最低:六、最高音:大甲3
出だしとサビしか曲がわからないので、真ん中あたりはなんだかうまく吹けない。

●月光 作詞・作曲:鬼束ちひろ
出だし:6、最低音:1、最高音:大甲2
難しい曲だけど、意外に音域は狭いのね。譜面の最後のところは、転調して1度上がっているけど、笛ではそれは無理なので、転調のところは腑にしないことにした。

●Everything 作詞:MISIA 作曲:松本俊明
出だし:五、最低音:五、最高音:大甲2
この曲もサビしかわからない。譜面を見て、研究しよう。最後の転調部分はパス。

●島唄 作詞・作曲:宮沢和史
出だし:五、最低音:五、最高音:大甲2
リズムがシンプルなので吹きやすい。その代り、醍醐味はあまりない・・・。

●Calling You 作詞・作曲:Bob Telson
出だし:一、最低音:一、最高音:4
映画「バグダッド・カフェ」が印象的。それにしても、この曲もサビしか知らないのよねえ・・・。それに、笛で聴かせるには難しいかも。
もう少し高く譜面を作ったほうがよかったかな。作り変えてみよう。

●Time To Say Goodbye 作詞:l.Quarantotto 作曲:F.Sartori
出だし:四、最低音:四、最高音:8
個人的には、サラ・ブライトマンの「Time To Say Goodbye」より、アンドレア・ボチェッリの「CON TE PARTIRO」のほうが好き。三連符のようなリズムはあるが、それほど複雑なリズムではないので、吹きやすそう。

●スカボローフェアー イギリス民謡
出だし:2、最低音:1、最高音:大甲2
サイモン&ガーファンクルの歌ではないのね。自力で途中まで作ってあった譜を五線譜に書き移す。ピアノの伴奏の一部をアレンジして、二重奏にしてみようかな。

(76)蓬莱

2008-03-16 | お稽古
あたたかな日曜。今までは、お稽古にいくのに手袋で手を温めて行っていたのだが、もう手袋はいらないね。

■蓬莱
先週にもまして、テンポが速いような・・・。もっともこの速さなら息が続いて吹きやすい。ところどころしくじった箇所もあったけど、少しは三味線と長唄の両方を聴きながら吹けるようになってきた。でも、音の雑さは相変わらず。これは普段から一音一音を大切に吹くように心掛けないと身に付かないのだろう。あと1週間ではダメだろうなあ・・・。

(75)蓬莱

2008-03-02 | お稽古
省略の譜のことを先生にうかがってみた。こうしなければいけないというような、省略の仕方が決まっているわけではなく、臨機応変な吹くのだそうだ。そのときの三味線や唄の流れ、笛の息継ぎなどによっても変わるから、いつも同じようにはならないのだと。人の演奏を聴いて、吹き方を“盗ぬで”工夫するとのこと。

そうは言っても、私の場合はそんな芸当はできないので、とりあえず、お手本のとおりに吹くことにした。

■蓬莱
まだ省略の譜がこなれてなくて、ところどころ間違えてしまった。まだ吹きこなれていない。練習不足がバレバレだ。

おまけに息が続かない箇所が続出。先生の息がながいから、お手本の通りには吹けない。譜に無理があるのかな。家でさらっているときには気にならなかったのだが。お稽古だと力が入って無駄に息を使っているのだろう。