ふえうふふ - hyalaliの笛日記 -

2005年10月に笛を習い始めました。邦楽囃子の笛のお稽古の記録として日記を付けています。阿波踊りの笛も吹いています。

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「那須野」@千代田区内幸町ホール文化祭

2015-03-12 | 会に出る
笛のお友達からの紹介があって、千代田区内幸町ホール文化祭の『邦楽フェスティバル』に参加する機会を得た。SNSで繋がった邦楽のお仲間でチームを組んでの出演なのだそうだ。女性ばかり、二挺二枚、太鼓・大鼓・小鼓・笛の構成で、囃子方は大鼓の助演をお願いしての参加だ。曲は「那須野」。先生にお願いして、昨年からお稽古を付けていただいていたのだが、このブログを全く更新できず。2月に2回の合同練習、3月の下浚いを経て、本番。

当日、家で音を出して、会場に向かった。家での音出しでは、日吉もバッチリで、感触は良い。でも本番では緊張するからなあ。うまく出ると良いけれど。

本番前の控室ではあまり緊張もなく過ごしたのだが、舞台袖で出番を待つ時間になったら、さすがに緊張してきた。急に飛び去りの能管の手を忘れてしまったような気がして、焦る。前の番組の笛の助演の方が、とても優雅な笛を吹いていた。さすがプロ、レベルが違う。それを聴いて、逆に心が落ち着いてきた。こちらはシロウトだ。自分のレベルで吹くしかない。緞帳を前にしたら、もうまな板の鯉。

緞帳が上がって、まずは宮正天。出だしはいい感じに音が出た。でも合同練習や下浚いに比べて、テンポが速いな。などと思っていたら、途中でフレーズを間違えてしまったようだ。どこでどう間違えたのかわからない。ひゃー、どうしよう。困ったな。どこで修正ができるのだろうか。とにかくはみ出さないようにしようと思い、途中で笛を吹き止めて、最後の帳尻だけ合わせる。いやはや。録音を聴いたら、途中でフレーズを飛ばしていた。今までそんな間違いをしたことがなかったのに。本番とは怖いものだ。

動揺を抱えたまま、次は宮神楽。出だしのところ、下浚いではテンポが合いにくかったのだが、なんとか持ちこたえる。それにしてもなんで間違えちゃったんだろう。いや、今、過去の失敗を振り返っている場合じゃない。ここから先、間違えないようにしないと。慎重になって、守りの姿勢で吹く。その分、軽やかさに欠けたかもしれない。

竹笛の最後は田舎笛。今までだと、このあたりで唇が震えてくるのだが、今日はそれはないみたいだ。息も足りそうなので、細かく息継ぎしないことにした。あまり合わせ込まないように、のびのび吹くように心がけた。録音を聴いたら、吹きのばしがぶち切れで今一つ。のびのび感が足りなかったなあ。

後半に行くまで、ちょっと間がある。客席を見ると、そちらとあちらに知り合いらしき方が座っている。足をお運びくださり、ありがたい。

さて、後半の能管は、飛び去りと早来序。ヒイが出るといいな。タイミングをよく見計らって、笛を手に取る。目の端で太鼓の所作を確認、うまくタイミングが合ったようだ。前半のヒイ、不発ではないものの今一つすっきりしない。後半になってようやくヒットするようになった。各フレーズは、昨日お稽古でアドバイスされたように、頭をはっきり吹くように心がけた。その分、音のしゃれっ気がなくて、幼稚な感じになってしまったかもしれない。

最後の高音のアシライと段切を待つ。とんでもなく心臓がバクバクしている。血圧も相当上がっているみたい。もともと今日は朝から血圧高め。血圧が高すぎて、頭がぼーっとしてきた。

段切は、小鼓とタイミングを合わせるように意識して吹いた。タイミングは合ったが、合わせすぎてのびやかさがなかった。そして最後のヒイ。音は何とか出た。吹きながら緞帳が降りるのを待つが、なかなか降りてこない。息が持つのか心配だったが、演奏が終わってから緞帳を下ろすというタイミングだったようだ。


そんなわけで、宮正天で間違えるというハプニングはあったものの、なんとか立ち直ったし、全体としては実力の8割くらい出せたのではないか。でも、もっとのびやかに吹ければなあ。このあたりは、こういう機会を重ねて、舞台度胸をつけるしかないのだろう。

末筆になりましたが、吹く機会を与えてくださったり、練習や本番をセットアップしてくださったり、演奏を支えてくださった皆々様に感謝します。
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鶴亀@川崎邦楽祭

2014-12-01 | 会に出る
土曜の下浚いを経て、日曜の川崎邦楽祭で鶴亀を吹かせていただきました。

下浚いでは、来序の途中で手をすっかり忘れて頭が真っ白になったり、竹笛もあちこち指をミスったり。本番でこんなことになったら怖い。それに録音を聴くと、能管も竹笛も壮大なスケール感というのが出ていないし、竹笛は唄とからめないし。ま、それは急に明日実現できることではないので、仕方がない。

そして本番を迎えました。今回は座る位置を確認し、太鼓と左右対称になるように位置を決めた。いつも内側を向きすぎているので、座る角度も少し修正。落ち着いていたつもりだったが、幕が上がると、急にちょっと緊張してきた。

一番最初のヒイ、キッパリ!とはいかなかったが、何とか音が出てちょっと安心。来序のはまりも私としては思い通りのはまり方だった。ただ、ちょっとはまりを気にしすぎて、音の勢いが足りなかったかもしれない。

能管を吹いている間に、だんだん緊張が高まり、能管が終わるころには手が少ししびれてきた。幸い、次の竹笛まで待ち時間があったので、その間になんとか緊張がほぐれた。

二上りの竹笛。緊張すると息が浅くなるので、フレーズの途中で息が足りなくなることが心配だったのだが、あらかじめ息継ぎ対策をしたので、音のかすれは防げた。でもその息継ぎ箇所がちょっと目立つ。何か所か音が濁ったり指に迷ったりしたところもあったけれど、それ以外は自分なりにはそつなく吹けた。そう思ったのだが、録音を聴いたら、あらら、笛の音が少し高めになっていた。う~ん。吹いているときは気が付かなかったなあ。吹く姿勢は、去年に比べて、くねくねと動くことなくすっきりと落ち着いて見える。

「月宮殿~」以降の能管も順調だったが、最後のヒイが、ちょっと息が足りなかった。音はいい感じに出ていたのだが。もうちょっと待ってから出れば良かったのかな。残念!

と言うわけで、最初のヒイと最後のヒイで5点ずつ減点、竹笛の息継ぎ処理と音の濁りで5点減点、そして竹笛の音程が高かったので10点減点して、75点。実力をパーフェクトに出すのは難しい。でも一歩ずつだが進歩している。こういう演奏の機会があるからこそ、進歩できる。演奏の機会を与えてくださった皆様に感謝します。
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鶴亀

2014-11-29 | ポイントまとめ
■鶴亀

・全体
-笛を膝の上に乗せておくか、取るかは、太鼓次第。太鼓の所作に合わせる。下浚いなどで確認。
-全体に収まり過ぎ。もっとスケール大きく吹く。
-吹いた後に一押しする感じで。小手先で吹くのではなく、体全体で吹く。
-マイクの有無などにもよるが、竹笛のところで笛が太鼓・大小・三味線などに埋もれてしまうとすれば、笛の細かい手を止めて継続音にしたほうが良いかもしれない。
-本番では笛はよく温めておく。

・出だし
-長唄が始まる前に、大小鼓が控えを打つ。
-幕が開くとき、太鼓がバチを持っていれば、それに合わせて笛も膝に置いておく。

・来序
-「狂言来序」を吹く。本来は狐などが出るときに吹く軽い来序。出だしは片日吉。
-能の場合、皇帝の後に鶴と亀が出てくるので、「清の来序」(中国の皇帝の出に吹く)を吹いている。その場合、出だしは日吉。お他流では日吉を吹いているかもしれない。
-石橋の乱序の笛も、実は「清の来序」を崩したもの。
-来序を全部吹かなくても良いし、足りなければ戻って追加する。真ん中の切れ目も、どのフレーズでも良い。
-笛は太鼓や鼓の掛け声を聞いて、はめ方を調整する。「イヤー天→ヲヒャー」「ホーポン→リーヤローイ」など。
-テンポがゆっくりなので、普段は一息で吹くところを、二息に分けて、ダラっとならないように吹く。
-格調高く壮大に吹く。(激しく吹くのではない。) 中国の皇帝が大勢のお供を従えて悠然と登場するスケール感、大らかな感じで、ゆったり吹く。意気込まない。
-来序の最初のヒイは、大音量でなくても良いが、キッパリとした感じで。
-途中のケシのところ、たまたま気持ち良く笛が止まれれば止まっても良い。「イヤーーハッ」(ホーー天 ハッ)で止まる。天またはハでとめる。近くで息継ぎしたら止まれないので、その時は悠然とそのまま吹く。あまり皆でぴったり止めるのもあざとく聴こえることもある。
-来序の最後は、足をすくわれるような終わり方なので、おさまりが良いようなつもりで吹いていると、笛が余ってしまう。笛が残らないように気を付ける。少しなら笛が余っても構わない。

・竹笛
-太鼓は「出羽おこし」という固い手を打っている。能管で出羽を吹いても良いくらいの位の高さで吹く。
-がっちりとしたボリューム感のある笛を吹く。強く吹くのではなく、響きを大きくボリューム豊かに吹く。身体で鳴らす。口先だけで鳴らすのではなく、口の中、鼻の中、目玉の後ろ、全体で鳴らす。大きなホールなので、もっとボリュームを出す。太鼓の大小が入っているので、あまり綺麗に小さく吹くと笛が埋もれてしまう。
-朗々とふく。篠笛が能管に比べて弱い。
-笛が歌っていない。技術で聴かせようとしている感じがする。もっと歌って吹く。
-小ぢんまりしている。八畳間で演奏している感じ。
-三味線と唄との絡みの中で笛を聴かせる。

・楽(今回はなし)
-流しバチが終わって、すぐに楽に入る。

・高音のアシライ
-竹笛の後、いったん笛を置く。
-「月宮殿」の高音のアシライはもう少し派手におめでたい感じで。
-「月宮殿」の高音のアシライの後、いったん能管を置く。「山河草木」を聴いてから、再び能管を取る。「君の齢も」で吹く準備。

・段切
-「イヤー」の後、少し開けてから吹き始めないと、笛だけ先に息が枯れてしまう。緞帳の下がり方にも注意。
-最後のヒイは、幕の下り方などを見ながら、ゆっくり出る。
-日吉は、曲の流れの中で、たまたまそこに来たら吹くという感じで。あまり早くから意識しないように。
-日吉の後半が鳴るということは、息がなくなって横隔膜が上がってくる状態を最初から作るようにすれば、鳴る。
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(192)鶴亀-6

2014-11-17 | お稽古
■鶴亀

・来序
-若々しすぎる。皇帝なので重々しく。中国の皇帝が悠然と橋掛かりを出てくるスケール感、大らかな感じで、ゆったり吹く。意気込まない。

・日吉
-日吉は、曲の流れの中で、たまたまそこに来たら吹くという感じで。あまり早くから意識しないように。
-日吉の後半が鳴るということは、息がなくなって横隔膜が上がってくる状態を最初から作るようにすれば、鳴る。
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(191)鶴亀-5

2014-11-10 | お稽古
合同練習の録音を先生に聴いていただいた。テンポがゆっくりなので、息継ぎ注意。

■鶴亀

・来序
-テンポがゆっくりなので、普段は一息で吹くところを、二息に分けて、ダラっとならないように吹く。
-来序の最初のヒイは、大音量でなくても良いが、キッパリとした感じで。
-格調高く壮大に吹く。(激しく吹くのではない。) 中国の皇帝が大勢のお供を従えて登場する感じ。

・竹笛
-笛が歌っていない。技術で聴かせようとしている感じがする。もっと歌って吹く。
-三味線と唄との絡みの中で笛を聴かせる。

・段切
-最後のヒイは、幕の下り方などを見ながら、ゆっくり出る。
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