熊野巡礼の旅2

先週、熊野古道の旅に行って来ました。



富田川(とんだかわ)に、熊野古道中辺路(なかへち)が並走しています。

巡礼者は富田川で現世の不浄を真冬でも水浴びし、清めたそうです。

バスは熊野の山へどんどん進みます。

2011年夏の大水害の為、川は山から流れ出た砂利の為、殆ど埋まっています。



やっと、第一目的地「熊野本宮大社」近くに来ました。

ここは明治22年大水害によって流された熊野本宮大社跡です。



これはネットよりお写真借りました。

大斎原(おおゆのはら)は、熊野川・音無川・岩田川の３つの川が合流する中洲にあり、流失した中四社・下四社をまつる石造の小祠が建てられています。



今もパワースポットとして、人気の場所です。

そして、約500mほどのところに、流失を免れた上四社３棟を明治24年(1891)に移築・再建されたのが、「熊野本宮大社」です。



熊野本宮大社は熊野三山（本宮・速玉・那智各大社）の中心、全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮です。



昔は多くの天皇や上皇、貴族達が、京都から熊野古道を1ヶ月近く掛けてやってきたそうです。

江戸時代になり、「伊勢へ7度、熊野へ3度」(いせへななたび、くまのへみたび」と言われるほど庶民に信仰されたそうです。



結構長い階段、脚に乳酸が溜まりました。

でも、これはまだまだでした〜〜翌日が………



元の熊野本宮大社の絵、今は大斎原になったところです。



門をくぐると、撮影禁止です。ネットよりお写真借りました。



奈良時代には神仏習合を取り入れ、御祭神に仏名を配するようになったそうです。

③第一殿　西御前：熊野牟須美大神、事解之男神（千手観音）
(イザナギ)
②第二殿　中御前：速玉之男神（薬師如来）
(イザナミ)

①第三殿　證証殿：家都美御子大神（阿弥陀如来）
(スサノオノミコト)

④第四殿　若　 宮：天照大神（十一面観音）



ここでは、伊勢神宮の天照大神は4番目なんです。

この順番を守って、お参りさせていただきました。

先ずは神様に今までの静穏な暮らしへの御礼を言い、それから願いを込めるそうです。

ステージ4の手術をした義兄の病気平癒、

秋花さんのお母さんの病気平癒、

ルビーちゃんやウランちゃん、そしてつくね君の病気平癒、

皆さんの健康を祈りました。

日本神話の神々を大昔から祀る社殿は、荘厳でパワーを頂けるようでした。

お参りを終えて、御朱印をいただきに行って待っていると、ジジが大変だ〜〜って呼びに来ました（笑）

つづきます