山梨昆虫日記 -Journal on Insects in Yamanashi-

山梨県の南アルプス市を中心に昆虫を撮影するアマチュア写真家。めんどくさがりなのでとてもプロにはなれません。

ウラギンヒョウモン

2012-07-31 17:55:11 | 鞘翅目:甲虫の仲間
撮影日:2012年7月28日(山梨県北杜市)
データ:Nikon D300s(1/2000s f/4.8 ISO200)+Sigma70-300

ムラサキツメクサで吸蜜するウラギンヒョウモン。
ここは貴重なヒョウモンチョウを産する場所で、探したのだけどこの日は見付からなかった。
おそらく飛んでいたのは、すべてこのウラギンヒョウモンだった。

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ウラギンヒョウモン、Fabriciana adippe

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文献1. 日本チョウ類保全協会編.フィールドガイド日本のチョウ.成文堂新光社.2012.p198.

ガガイモとジュウジナガカメムシ

2012-07-31 12:45:49 | 半翅目:セミ, カメムシなど
撮影日:2012年7月28日(山梨県韮崎市)
データ:Nikon D300s(1/320s f/18.0 ISO400)+Tamron 90mm Macro+SB400

ガガイモの花の上に吸汁するジュウジナガカメムシを見付けた。文献によると本種は他にイケマやカモメズルなどといったガガイモ科の植物に付くそうだ。

ところでガガイモやイケマといえば有毒植物であることは広く知られている。有名なところではアサギマダラやカバマダラなんかもガガイモ科の植物を食草とし、防御の為に体内に毒を蓄えることが知られている。

このジュウジナガカメムシも体内に毒を蓄えるのだろう。赤い派手な模様は毒を持っていますよというアピールというわけだ。

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ジュウジナガカメムシ、Tropidothorax cruciger

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国友雅章・安永智秀・高井幹夫・山下 泉・川村 満・川澤哲夫.日本原色カメムシ図鑑.全国農村教育協会.2004.p186.

ミドリヒョウモンの翅の裏側の色

2012-07-31 05:32:58 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2012年7月28日(山梨県南アルプス市)
データ:Nikon D300s(1/320s f/8.0 ISO200)+Sigma70-300+SB400

林道の標高が少し高いところには、ミドリヒョウモンが多い。
その名の通り後翅の裏側が緑色をおびていて美しいチョウだ。

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ミドリヒョウモン、Argynnis paphia

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文献1. 日本チョウ類保全協会編.フィールドガイド日本のチョウ.成文堂新光社.2012.p194.

タカネトンボ

2012-07-30 20:57:34 | 蜻蛉目:トンボ
撮影日:2012年7月28日(山梨県韮崎市)
データ:Nikon D300s(/320s f/8.0 ISO4000)+Tamron 90mm Macro+SB400

9割タカネトンボで間違いないと思う。せっかくうまく撮れた飛翔写真だけど、300万画素で撮ってしまったのが悔やまれる。
撮影する前と途中でカメラの設定を確認しながらやらないといけないな。今回の失敗が大きな教訓になった。

写真はオスで池の縁の比較的くらい場所をホバリングしながらパトロールするので写真が撮りやすい。
直線的な動きが多いので、コツとしてはまず無限遠にピントを合わせておいて、自分に向かって近づいてくるのをマニュアルフォーカスで追うと結構簡単に撮れる。

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タカネトンボ、Somatochlora uchidai

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文献1. 尾園暁・川島逸朗・二橋亮.ネイチャーガイド日本のトンボ.分一総合出版.2012.p326-327.

キンバネチビトリバ

2012-07-30 06:38:48 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2012年7月15日(山梨県韮崎市)
データ:Nikon D300s (1/320s f/18.0 ISO400) +Tamron 90mm Macro +Kenko x1.5+ SB400 + ディフューザ

キンバネチビトリバというトリバガの仲間。とても面白い形をしている。
足の長い刺は何に使うのだろうか。

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キンバネチビトリバ、Stenodacma pyrrhodes

<<<<<<<<< Reference >>>>>>>>>>>>
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2

サカハチチョウ。大きなミス。

2012-07-29 22:40:30 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2012年7月29日(山梨県南アルプス市)
データ:Nikon D300s(11/80s f/7.1 ISO200)+Nikkor 10.5mm Fisheye +Kenko Teleplus x1.5 +SB400

ここ二日間は山梨に帰って、充実した撮影を楽しんだつもりだったが、帰り際になってショッキングな事実が判明。
カメラの画像クオリティの設定がSサイズになっていた。やってしまった。
気が付かずにほとんどすべての写真を300万画素で撮っていた。こんなアクシデントは今までなかったのでかなりショック。


この美しいサカハチチョウの写真も300万画素での撮影になってしまった。次の週末にリベンジしようかなと思う。

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サカハチチョウ、Araschnia burejana

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文献1. 日本チョウ類保全協会編.フィールドガイド日本のチョウ.成文堂新光社.2012.p220-221.

アジアイトトンボ

2012-07-27 06:02:41 | 蜻蛉目:トンボ
撮影日:2012年7月15日(山梨県韮崎市)
データ:Nikon D300s(1/160s f/20.0 ISO400 300mm)+Sigma70-300+SB600

アジアイトトンボ。
竜王駅前の溜め池で撮影。

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アジアイトトンボ、Ischnura asiatica

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文献1. 尾園暁・川島逸朗・二橋亮.ネイチャーガイド日本のトンボ.分一総合出版.2012.p152-153.

オオミスジ

2012-07-26 19:34:01 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2012年7月14日(山梨県北杜市)
データ:Nikon D300s(1/160s f/6.3 ISO400)+Tamron 90mm Macro

オオミスジの食草は、バラ科のウメ、モモ、アンズなどで人里の畑周辺で見かけるチョウだ。
けれどもマメ科を食草とするコミスジなどと比較すると個体数はあまり多くない。
ウメもモモもアンズも人的に管理されている畑では、農薬が散布されるからだろう。

<<<<<<<<< Key Words >>>>>>>>>>>>
ヒメシジミ、Neptis alwina

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文献1. 日本チョウ類保全協会編.フィールドガイド日本のチョウ.成文堂新光社.2012.p211.

ハロビロトンボの未成熟オス

2012-07-25 08:34:33 | 蜻蛉目:トンボ
撮影日:2012年7月14日(山梨県韮崎市)
データ:Nikon D300s(1/500s f/3.5 ISO800)+Tamron 90mm Macro

塩川という川の堤防の上の草むらに、ハラビロトンボの一群が休んでいた。このトンボ、敏感でなかなか近寄れない。もしかしたら自分の「被写体へにじり寄る技量」が落ちたのかもしれないと思った。やっとの思いで未成熟のオスを撮ることが出来た。背景をぼかしたかったので、絞りを解放、ISO感度を800にしての撮影。

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ハラビロトンボ、PLyriothemis pachygastra

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文献1. 尾園暁・川島逸朗・二橋亮.ネイチャーガイド日本のトンボ.分一総合出版.2012.p464-465.

ホソバセセリ

2012-07-24 06:37:56 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2012年7月15日(山梨県南アルプス市)
データ:Nikon D300s(1/100s f/4.5 ISO800 )+Nikkor 10.5mm Fisheye +Kenko Teleplus x1.5

ホソバセセリはけっこう神経質で敏感なチョウだとおもう。魚眼レンズでの撮影では、ぎりぎりまで近寄らなければならないので脅かさないように気を使う。

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ホソバセセリ、Isoteinon lamprospilus

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文献1. 日本チョウ類保全協会編.フィールドガイド日本のチョウ.成文堂新光社.2012.p288.