山梨昆虫日記 -Journal on Insects in Yamanashi-

山梨県の南アルプス市を中心に昆虫を撮影するアマチュア写真家。めんどくさがりなのでとてもプロにはなれません。

春の林道で見られる蝶

2013-03-24 18:23:18 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2013年3月24日(韮崎市)
データ:Nikon D800+Tamron SP AF 180mm f/3.5 Di Model (B01)

このところ日中は陽気で暖かい日が続いています。韮崎は甘利山の麓でもサクラがちらほらと開花し始めました。いつもの林道での撮影。先日は見られなかった春の蝶であるスギタニルリシジミとミヤマセセリの他に、越冬組のテングチョウ、クジャクチョウ、ルリタテハを観察することができました。


湿った所が好きなスギタニルリシジミ。


ミヤマセセリの姿もちらほら。ちょっと例年に比べて個体数が少ないような気がします。


テングチョウ。しっかりと自分のテリトリーを守っていました。

他にも林道の入り口で傷ついたニホンカモシカを撮影したり、これまた春の昆虫であるビロードツリアブを撮影することができました。

<<<<<<<<< Key Words >>>>>>>>>>>>
スギタニルリシジミ
ミヤマセセリ
テングチョウ
クジャクチョウ

<<<<<<<<< Reference >>>>>>>>>>>>
日本チョウ類保全協会編.フィールドガイド日本のチョウ.成文堂新光社.2012.p58-59.

ヒメツチハンミョウ

2013-03-20 18:21:07 | 鞘翅目:甲虫の仲間
撮影日:2013年3月20日(山梨県 韮崎市)
データ:Nikon D800 + Tamron SP AF 180mm f/3.5 Di Model (B01)

毎年春先に撮影する昆虫としては、ミヤマセセリとスギタニルリシジミ、それにビロードツリアブが定番でした。今日もミヤマセセリねらいで林道へはいりましたが、薄曇りで気温がそれほど高くなかったためかその姿を見ることができませんでした。


代わりにこのヒメツチハンミョウを撮影。しばらく地面を徘徊して、落ち葉の下の芽吹いたばかりの若葉を食べ始めました。ツチハンミョウの仲間は、幼虫がマルハナバチなどの仲間の巣に寄生して成長するという面白い生活史を呈します。

<<<<<<<<< Key Words >>>>>>>>>>>>
ヒメツチハンミョウ、Meloe coarctatus

<<<<<<<<< Reference >>>>>>>>>>>>