山梨昆虫日記 -Journal on Insects in Yamanashi-

山梨県の南アルプス市を中心に昆虫を撮影するアマチュア写真家。めんどくさがりなのでとてもプロにはなれません。

台風一過、深まる秋

2013-10-27 16:46:09 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2013年10月27日(山梨県 南アルプス市)
天 気:台風が2つ通過した後。秋深まるが日差しは意外に強い。
種 名:ヒメアカタテハ( Vanessa cardui
機 材:Nikon D800 + Tamron SP AF 90mm f/2.8 [Di] Macro 1:1 (272E) + SB600
データ:1/2500s f3.8 ISO100

台風27号と28号が、相次いで日本列島の東側を通過していった。伊豆大島では先日の土砂崩れに続く災害が心配されたが、多くの住民が事前に避難していたこともあり大きな被害はなかったようだ。

台風は一気に秋の空気を運んでくる。朝晩は気温が低くなり、そんないっそう深まる秋の気配にいち早く反応するのは昆虫たちだろうと思う。

家の近くの空き地では数頭のヒメアカタテハが盛んに花の蜜を吸っていた。公園の散歩道では、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、テングチョウそれにルリタテハが活発に飛び回っている。成虫で厳しい冬を乗切ろうとするもの、蛹で越冬するもの、後世代を卵に託すもの、みな冬支度に忙しそうだ。


褐色のササキリ

2013-10-14 22:51:07 | 直翅目:バッタ, コオロギなど
撮影日:2013年10月13日(山梨県 韮崎市)
天 気:晴れ。気温は低めだが穏やかな陽気。秋の空気。
種 名:ササキリ( Conocephalus melaenus
機 材:Nikon D800 + Tamron SP AF 90mm f/2.8 [Di] Macro 1:1 (272E) + SB600
データ:1/60s f13 ISO400

このササキリのメスは、めずらしい褐色をしています。文献によると、稀に出現するようです。

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文献1.村井貴史・伊藤ふくお.バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑.2011.p125.

アシグロツユムシ

2013-10-13 17:48:19 | 直翅目:バッタ, コオロギなど
撮影日:2013年10月13日(山梨県 韮崎市)
天 気:晴れ。気温は低めだが穏やかな陽気。秋の空気。
種 名:アシグロツユムシ( Phaneroptera nigroantennata
機 材:Nikon D800 + Tamron SP AF 90mm f/2.8 [Di] Macro 1:1 (272E) + SB600
データ:1/60s f/10.0 ISO400

アシグロツユムシの顔を切り出してアップにしてみた。ガラス状の複眼が美しい。


産卵管がみえるのでメスですね。

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文献1.村井貴史・伊藤ふくお.バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑.2011.p201.

ジョロウグモ

2013-10-12 18:09:35 | 蛛形綱:クモ, ダニなど
撮影日:2013年10月12日(山梨県 韮崎市)
天 気:晴れ。北よりの風強く条件悪い。
種 名:ジョロウグモ( Nephila clavata
機 材:Nikon D800 + Tamron SP AF 90mm f/2.8 [Di] Macro 1:1 (272E) + SB600
データ:1/60s f13 ISO800 ストロボ1/32発光

l風が強く条件が悪い。天気図を確認してみると、日本列島付近は等圧線が縦に並んでいて、地上付近は北よりの風が強いようだ。

悪条件の中で撮影したジョロウグモのペア。メスが食べているのはアキアカネだろうか。体の小さな雄は、間違って捕食されないように、メスが食事に夢中になっている間に交尾の機会をうかがうという。

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文献1:新海栄一・高野伸二.フィールド図鑑 クモ.東海大学出版会.1984.p88.

イカリモンガ

2013-10-08 22:35:59 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2013年10月6日(山梨県 韮崎市)
天 気:晴れ。日差し強く、汗ばむ陽気。
種 名:イカリモンガ( Pterodecta felderi
機 材:Nikon D800 + Tamron SP AF 90mm f/2.8 [Di] Macro 1:1 (272E) + SB600
データ:1/60s f13 ISO800 ストロボ1/32発光

奇麗なイカリモンガ。ストロボなしで撮りたかった。

冒頭の写真は下の写真を切り出したもの。


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文献1:「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」のイカリモンガのページ

ヒメホシホウジャク

2013-10-08 22:23:10 | 鱗翅目:チョウ, ガ
撮影日:2013年10月6日(山梨県 韮崎市)
天 気:晴れ。日差し強く、汗ばむ陽気。
種 名:ヒメホシホウジャク( Neogurelca himachala sangaica
機 材:Nikon D800 + Tamron SP AF 90mm f/2.8 [Di] Macro 1:1 (272E) + SB600
データ:1/125s f/8.0 ISO400 ストロボ1/32発光

いつもの山の麓。ヒメホシホウジャクが忙しなく飛び回っている。

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文献1:「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」のヒメホシホウジャクのページ

クルマバッタモドキ

2013-10-06 18:49:30 | 直翅目:バッタ, コオロギなど
撮影日:2013年10月6日(山梨県 富士川町)
天 気:晴れ。日差し強く、汗ばむ陽気。
種 名:クルマバッタモドキ( Oedaleus infernalis
機 材:Nikon D800 + Tamron SP AF 90mm f/2.8 [Di] Macro 1:1 (272E) + SB600
データ:1/2500s f9 ISO400 ストロボ-3ev補正

富士川町の河川敷にいる大型のバッタは、通常は褐色型のクルマバッタモドキ。この個体はよくみると顔に緑がかっている部分がある。文献によると、まれに緑色型の個体もいるとのことだ。

冒頭の写真は、下の写真を切り出したものだ。


道の駅の建設と高速の高架橋工事でミヤコグサの群落は、すっかりなくなってしまったようだ。結局、この場所でのシルビアシジミの撮影は出来なかった。残念。

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文献1.村井貴史・伊藤ふくお.バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑.2011.p419.

ササキリの雄

2013-10-05 21:29:43 | 直翅目:バッタ, コオロギなど
撮影日:2013年10月5日(山梨県 北社市)
種 名:ササキリ( Conocephalus melaenus
機 材:Nikon D800 + Tamron SP AF 180mm f/3.5 Di Model (B01) + SB600
データ:1/80s f11 ISO400 1/32発光

ササキリの仲間は、バッタ目キリギリス科に属する。体側から前肢にかけての黒い帯により、ササキリと分類した。

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文献1.村井貴史・伊藤ふくお.バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑.2011.p125.