藤末雅彦の美味しんぼブログ

美味しいお店を紹介していきます。

秋田の老舗料亭できりたんぽ鍋を堪能

2019-11-08 00:00:00 | 日記
こんにちは。藤末雅彦です。

秋田県の大正7年創業の老舗料亭できりたんぽを楽しみます。店構えは数寄屋造で威厳を放つ佇まいに歴史と風格を感じます。秋田の繁華街の大町は昔、川反と呼ばれ花街だったそうです。

料亭 濱乃家 本店(秋田県秋田市大町4-2-11)

通された個室も少し年季は入っていつつも、旅館の様な非常に広々とした空間です。
ランチメニューの「きりたんぽランチ3500円」を注文しました。

料理の内容は、前菜盛り合わせ・うすい豆腐・クラゲやキクラゲの和え物・いぶりがっこと漬物・きりたんぽ鍋になっています。
前菜盛り合わせから、小皿、そしてシメの鍋とのバランスや食感等、しっかりと考えられた構成になっています。
ここから女将が全てきりたんぽ鍋の準備をしてくれます。まずセリと糸こんにゃくをさっと鍋に湯通しして別皿にいれます。その後、比内地鶏、キカン、舞茸、牛蒡、厚揚げ
等の入った鍋の中に、きりたんぽを投入して、じっくり煮込みます。少し待つと鍋が完成しました。
まずは、きりたんぽとって食べてみると、結構じっくりと煮込んでいましたが、しっかりした食感で美味しいです。きりたんぽは、粘り気が強かった気がするのですが、全く煮崩れしていません。
スープは濃いめで、かなり辛いと感じる人もいるそうですが、丁度良かったです。
比内地鶏もスープをしっかり吸って美味しく仕上がっていました。
秋田のきりたんぽに大満足です。


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