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瀝瀝(れきれき)散歩道

人の働き方をサポートする株式会社キャリア・ストラテジー代表、𠮷本惠子のブログです。

お辞儀の角度

2017-04-17 19:13:37 | 株式会社キャリア・ストラテジー




皆さん、こんにちは。
桜が一気に咲いて、散っていきましたね。
業務管理教育センター前の桜もきれいでしたが、学生さんたちの毎朝のお掃除が大変そうでした。

さて、4月の業務管理教育が始まりました。
今期は各クラスとも学生さんが多く、後ろの席まで人がいっぱいです。
今年1年、私は毎期、2クラスを担当することになりました。

いつも授業の一番最初は「例の民間のお辞儀」の練習です。
皆さんは、あのお辞儀、まだおぼえていますか?

つい先ごろ、ある卒業生の方からメールをいただきました。

>>業務管理教育が終わって、仕事に復帰しました。つい先日、民間企業の方に会う機会があり
民間のお辞儀をしてみました。すると、企業の方から
「さすが、自衛隊の方ですね。素晴らしいお辞儀です」とお褒めの言葉を頂戴しました。

このメールを受け取って本当に嬉しかったです。
深々とさげる例のお辞儀を実践してくださっている方がいらっしゃるのだなあ〜、と感激でした。

山崎豊子という作家をご存知でしょうか?
「華麗なる一族」や「沈まぬ太陽」を書いた有名な作家です。

私が読んだ山崎豊子さんの初めての小説は「大地の子」でした。
中国残留孤児のお話です。
山崎豊子さんは1984年の中国の総書記胡耀邦に特別に許可を得て
中国東北の残留孤児300人にインタビュー。その記録を小説にしたものです。

さて
山崎豊子さんの一言に下記のような名言があります。

「人によってお辞儀の角度を変えてはいけない」

山崎さんの言葉の意味の深さってよ〜くわかりますよね。
だから自分は誰にでも深く深くお辞儀をしようと思っています。






*最初の写真は東京の女子大の桜です。