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レガシー・エンジニア(hsato)の日記です

インテルの2010年

2010-01-19 07:44:02 | Twitter
CPUは、速度が単純に増すという発展はすでに止め、高機能化、高性能化、省電力化に舵をきっている。我々利用者にとっては、早いレスポンス、画面の表現力の向上という形で現れてくるだろう。

また、企業の情報システムとしては、個別サーバから集合サーバにすることで、省電力を進めていくことになるが、そのコアになっている可能性が高い。

インテル、Westmereベースの次世代Xeonを3か月以内にリリース : CPUプラットフォーム - Computerworld.jp

インテルがサーバー系の新チップを出すという。その背景を探ってみよう。

【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 Westmere系CPUのラッシュとなるIntelの2010年ロードマップ

正直細かすぎて追いきれない。インテルとしては、複数の商品ラインナップを用意することで、最終的なパソコンの価格差の要因とすることを目的にしているのだろう。豊富なラインナップをモツということは、それだけ利益を上昇させるのに役立つ。

ASCII.jp:IDFで32nm世代のCPU「Westmere」の実像が明らかに

もう少し大きな流れで見ると、2年ごとに、製造プロセスの更新、アーキテクチャの更新を繰り返しているということだ。2010は、機能拡充が進むとされる。

Intel Developer Forum 2009:WestmereでPCはこう変わる (1/2) - ITmedia +D PC USER

ポイントは、「Westmere世代で登場するClarkdaleとArrandaleの最大の特徴は、CPUパッケージにグラフィックスコアが統合されることと、3チップ構成だったプラットフォームがCPUとチップセットの2チップ構成になることだ。」とのことだ。

最近のCPUは単純に周波数が上がらない。機能を豊富に持つということで付加価値を高めている。また、処理能力すなわちスループットを高めるという戦略である。

ASCII.jp:Westmere世代CPUへの最適化を進めたWindows 7|あなたの知らないWindows

Windows 7を組み合わせる異で、グラフィックス処理の高速化、トランスコーディングすなわち動画データの変換の高速化などが実現される。

インテルの戦略―企業変貌を実現した戦略形成プロセス
ロバート・A.バーゲルマン
ダイヤモンド社

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