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レガシー・エンジニア(hsato)の日記です

そう囁くのよ、私のゴーストが

2009-06-19 07:22:05 | ライフハック
・人との関係に感謝し大切にする。
・直感がささやくことを素直に聴く。
・自分にとって有利な行動をとる。
・失敗にはめげず行動を改善する。
・大きな目標を持ち実現されているとして行動する。

シゴタノ! ― 先送りの時間心理学

自分に照らしてみると、「このタスクはすぐに取りかかりたくないな。」と感じたものから実行するとうまくいく。そういうものに限って、メールチェックやRSSフィードチェックなど、頭を使わない作業をしたくなるのである。

分析すると、そのタスクは、成功の際のリターンも大きいが、失敗のコストも高いタスクに対してそのように感じるらしい。そう、ハイリスク、ハイリターンを直感で感じているのである。

この直観の通りに、「先送り」という判断を下すと、後からとてもでかい問題になることが多い。結局自分がその後始末をすることになり、「コスト」を多く支払うという直観が感じた通りの結果になる。

「これは、今やっとかないと後からやっかいだ。やっとくか。」と感じるものは、比較的楽にこなせるタスクである。以前は、これに自分で取り組み時間をかけていた。

考え直すと、このタスクは、メンバー、部下、パートナー企業などにやってもらうのが良いものが多い。自分の時間が空くだけでなく、自分のやり方ができる仲間が増えるというメリットもある。成功のための道筋も分かっているので、相手への説得も容易だし、進捗管理も可能だからである。

DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー: アートと科学を組み合わせる

アートと科学は相反するものではなく、組み合わせることで相乗効果を発揮する。

3年越しでやってきた仕事にようやく終わりが見えてきた。その仕事をしかかりはじめた時、私はとても自信を持てない状況にいた。自分の「直観」が囁かないのである。いや、「直観」は囁いていたのだが、それを「聴く」耳が無かったと言うべきである。

私は混乱していた。資料が「迷い」に満ちていた。しかし、それを見て、この仕事の関係者の一人がある「決断」を行う。大きく構成を変える、と言いだしたのである。私はその「決断」があってもまだ迷っていたが、その仕事はその決断のために、よりシンプルな方向に向かっていく。

その「決断」を行った人は、アーティストである。絵画系なのであるが、その人の作品を見に行った時である。私はそのアートの見方がまったく分からなかった。故に、15 cm~2 mをいったりきたりして見たが、さっぱり分からず。抽象だったということもある。

その人は、私にその作品の見方を教えてくれた。「3 m以上離れて見てごらん。」と言うのだ。「あぁ!そうか。」と思った。その時の驚きは、今も忘れない。ありていに言えば、高級なホテルで壁を飾るアートなのである。近くから見ればまったくそういう雰囲気は無いが。

そういう人だったからこそ、私の混乱の中に一つの「輝き」というか、設計の中の「美」を見出してくれたのだと思う。それは、シンプルで力強いものだったから。

今は、自分の「囁き」を「聴く」ための耳を持つための努力を行っている。色々な「本」を読むことや、こうやって「アウトプット」することは、「聴く」ための訓練になる。

【解説】企業がエンジニアに求める5つの「仮想化スキル」 : 仮想化 - Computerworld.jp

ある会社のセミナーに参加した時に、「これは混乱だ。」と思った。ある一つのソリューションの説明のはずなのだが、それを構成する複数の装置ひとつひとつに、専門の担当者が配置され、個別に説明していたのである。

「仮想化」とは、関係するすべての技術を横断的に考えることが必要なものである。さらに、一つ一つの技術に対しても、その本質をとらえ、理解していなければならない。

まるで、オーケストラ。それを指揮する指揮者。正確に、しかも感情豊かに、表現し続けることが感動を呼ぶ。「レゾナンス」と称した会社もあったが、いかにまとめ上げるかが、その人間の「腕」である。

その力を得るためなら、何でもやっていこう。「目的」を明確にし、「手段」を選ばず(合法的に、モラルを持って)に、「結果」を出す。そこに「焦点」を合わせよう。「人」を大切にしよう。「人とのつながり」を大事にしよう。

10年前に、「技術をより良い方向に導く仕事がしたい。」と言った。しかし、その時は、自分の弱さに負けてしまった。その失敗から得たものはとても多い。

アンの失敗★アンの数々の失敗や事件~

「グリーン・ゲイブルズに来てから失敗の連続だけど、ひとつ失敗するたびにわたしの欠点がひとつ直るのに役立っているのよ」

攻殻機動隊 (1) KCデラックス
士郎 正宗
講談社

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