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レガシー・エンジニア(hsato)の日記です

大切なのはレスポンスの良さ

2009-11-17 09:14:45 | ライフハック
利用者の感性に向けて、良い商品やサービスを出すことが、Googleの戦術である。
この場合の感性で一番重要なことは「レスポンス早さ」である。

GoogleのオープンソースOS「Chrome OS」が今週
中にも登場か - 米報道 | パソコン | マイコミジャーナル


Chrome OSは、ほぼすべてのアプリケーションをブラウザ上で行うことを前提とし
たOSである。

機能をしぼることで、OS自体が小さくなる。ハードウェアの負担が減る。このこと
で、低価格PCを提供できるようになる。

Long Tailでは、客単価が高いことよりも、利用者や利用者が作り出すコンテンツ
の量がポイントとなる。

日本語版を最初に出すのはどこになるのかは興味がある。


SPDY(スピーディー):Googleのあくなきウェブ猛スピード化の追求


HTTPは今一番送受信されている通信である。しかし、すでに10年以上の歴史もあり、
古くなっていることは否めない。

さらなるレスポンスの向上を考えると、ブラウザの性能向上だけでなく、その通信
のやりかたも変えることがキーになる。

レスポンスの向上という面で改良するというのが、ポイントである。今までの性能
向上は、スループットの向上が多かったと思われる。

新言語「Go」と
「Google Chrome」の融合--目指すはウェブアプリケーションの高速化:スペシャル
レポート - CNET Japan


さらに、クラウド側のアプリケーションのレスポンスの向上、そのアプリケーショ
ンにマッチしたブラウザという具合に、Googleは性能改善をしていく。

結局のところ、一度売ってしまえば終わりのハードウェア販売のビジネスでは、か
なり多量に作ることがなければ利益は生じにくい。ところが、時代は多様化であり、
同じものが大量に売れると言うことは無くなりつつある。

Webサービスは、もともと多様化を前提に発展してきている。究極の姿が、自分の
好みの人間とのコミュニケーションである。ソーシャル・ネットワークの隆盛の原
動力はここにある。

その中で、その収入の厳選である人間を引きつけるのは、その感性に訴えることに
なるわけである。人は、便利さにお金を払うのである。

マイクロソフト社のWindows Vistaが売れなかった理由の一つは、もたつきやレス
ポンスの悪さが原因であったことは、言うまでもないだろう。


ジネスでもプライベートでも120%役立つ! Google完全活用術 ~クラウドの実践
~

秋山 文野,橘 庵
アスキー・メディアワークス

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