◎神秘家の道 P858 ひとたび用心深さが地に付けば……たとえば木や海といったもの、愛着を持っていないものを見ているとする。道を歩いている人や、走っている車を見ているとする。それをただ見守る。これは用心深さを養うトレーニングだ。愛着を持っていないもの、感情を注いでいないものを注意をもって見なさい。 まずは用心深さを根付かせ、そうしたら小さな物事でも試してみる。食事をしているとき、注意深くある。 . . . 本文を読む
◎The Divine Melody, P220-229 邦訳本なし・・・和尚タイムス?号より引用。愛は出会いだ。死と生のオーガスミックな出会いだ。愛を知らない限り、あなたは取り逃がしている。あなたは生まれ、生き、死んだ・・・だが、取り逃がした。あなたは途方もなく取り逃がした。完全に取り逃がした。・・・あなたは中間にある合間を取り逃がしたのだ。その合間はもっと高い頂点、至高体験だ。 それを達成する . . . 本文を読む
ディヤン・スートラ ~瞑想への道~ P235~245(市民出版社)より 霊的訓練の第二の要素は、思考からの自由だ。身体の空は身体の正しい観察を通して起こると言ったように、思考からの自由は、自分の思考の正しい観察を通して起こる。霊的訓練の基本要素は、正しい観察だ。この三つの段階では、正しい気づきと正しい観察によって、身体や思考や感情を見つめなければならない。 意識を通って流れる、思考の流れの . . . 本文を読む
◎ディヤン・スートラ 瞑想への道 P227~235(市民出版社)より (和尚) わたしは、瞑想のための土台という外側の側面について話してきた。これから、瞑想の中心をなす本質について話そう。 瞑想の基本となる土台は、身体や思考や感情を浄化し、それらの真の本質を体験することだ。これが起こるだけでも、あなたの生はこのうえなく至福に満ちるだろう。これが起こるだけでも、あなたの生は . . . 本文を読む
◎新瞑想法入門 P22~29 瞑想は冒険だ。それは、人間の精神が引き受けることのできる、もっとも偉大な冒険だ。瞑想とは何もせずに、ただ在ること・・・行為も思考も感情もない。「ただ在る」だけで、それがまったくの喜びとなる。何もしていないのに、この喜びはいったいどこからやってくるのだろう。それは、どこからともなくやってくる。あるいは、あらゆるところからやってくる。それには原因がない。なぜなら実在は、< . . . 本文を読む
◎奇跡の探求2 ~七身体の神秘~ P182~195 (市民出版社)より(和尚)睡眠状態は、スピリチュアル体より低い次元に固有の特性だ。人間は第五身体へ入るまで夢遊病者なのだ。そして、第五身体の特徴は「目覚め」だ。そのため第四身体ができあがった者は、ブッダ、目覚めたる者と呼ばれる。もうそのような人は眠っていない。ブッダとは、ゴータマ・シッダルタの名前ではなく、彼の第五の次元への到達にちなんでつけられ . . . 本文を読む
◎死のアート P224~226(市民出版社) (質問) 愛する和尚、 あなたの話を聞いていると、まるで死んでいくような、あなたが私を絶えず遠くへ押しやっているような気がします。あなたは私の頂上、エベレストであり、とても美しく、とても遠いのですが、信じられないほど近くにも感じます。あなたに対して私自身を開くために何かできることがありますか。 (和尚) 私がここにいるのは、すべて、あなたを死へ、知 . . . 本文を読む
◎禅宣言 P333~337(市民出版社)より (質問の前置き) あなたは経文に生命とユーモアとを吹き込んでいますが、私にとっては、禅は依然として荒涼とした砂漠の美であり、私は何か別のものを望んでいます。どうして私は、自分の道は「空(くう)」ではなく「満ちあふれ」だと思ってしまうのでしょう。いまだに私は、内側の無へと溶け去っていくことよりも、ある種の融合、外側へ向かって溶け合うほうを願っているので . . . 本文を読む
◎禅宣言 P302-305(市民出版社)より (質問) 観照の中で私は無を体験しました・・・というのはつまり、「意識しながら待つ」という単純な状態以外には何も認識できなかったということです。私はマインドや身体や感情の出来事を観照し、また体外体験も観察しましたが、こうしたものの有様をはっきり理解することができません。 マインドと比べ、無心の有様はどんなものでしょうか。それは能動的なマインドとは反 . . . 本文を読む
◎THE ZEN MANIFESTO (P280-282) 邦訳本は「禅宣言」P502~504(市民出版社) * ただし下記翻訳は、和尚のビデオ「最後の言葉―サマサティ」から引用しました。 (質問) エネルギーが内に向かうと思考、感覚、感情になり、外に向かうと人間や自然との関係性になります。しかしエネルギーが内へも外へも動かなければ、ただそこで波打ち、脈動しているだけです。そのときそれは<存在> . . . 本文を読む