horitaakioのgooブログ

88歳の老人ですけれど、天寿の続く限り頑張って見たいと思います

6.13(金) 晴後曇

2003-06-13 20:52:00 | 日記
13日の金曜日!洋風では縁起の悪い日とされているが、偶数月の15日が日曜に当たる時、我々にとっては喜ばしい日となるのである。
なーんでか?お若い方には分かる筈もないが、ご年配で年金受けてる方々には納得がいくと思う。銀行の休業日に合わせて支給日が2日も早くなるわけだから。
特に老生の如く退職後20年近く、ついにお金のための仕事を一切しないで通して来た「ぐうたら」にとっては、唯一家内に生計費を渡せる日なのだ。在職時に将来を考えて蓄財に励むどころか、清貧に甘んじるを以って善しとした人間だから、僅かな年金で家計をやりくりしている家内の苦労は、安月給の現役時代以降も生涯にわたって続くのである。

というわけで二人して出かける前に、熊本の病院に入院中の息子の様子聞いておこうと電話をいれてみた。本人が出て「検査の結果、石はあまり大きくないので、破砕の処置はせずに点滴などして自然に降りてくるのを待ってみる」という話。 痛みがひどくならなければそれでもいいかと思った。所詮患者の治療は医者まかせなのだ。
と、そこへ娘から電話「お兄ちゃんの具合どう」。聞いたばかりの話を伝えたら「そう。今から町へ出る用事があるけど・・・」。渡りに舟だ。こちらへ寄って銀行まで乗せて行ってもらうことにした。もう自転車連ねてという体でなくなった老夫婦、タクシー代が助かる。

結局、娘の車で出て所用は済ませ、駐車に使った百貨店で「父の日」の垂れ幕にひかれて、履いていたオンボロ靴の代替わりに、軽くて強いと宣伝のついた焦げ茶色の靴を買って貰った、という結末。