ユーラシアの風~2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

内蒙古自治区に入りました。

2010年05月17日 | 中国(1)天津→呼市
宿のある河北省のはずれ、杯来県郊外の標高は1000メートルを越えている。
朝が冷える。
出発してまもなく、周囲は荒涼とした無人地帯となる。
上り坂が終わると、内蒙古(モンゴル)自治区。
国語の教科書に出てくる「スーホの白い馬」や、果てしない草原で知られるモンゴルは、
平均標高1000m以上の高原地帯。古くから遊牧民の土地で、今でも牧畜が主産業。
さて、内蒙古とその北にはモンゴルという国がある。
この2つの地域は地勢的には一緒で、外蒙古が中国の支配から独立し、
内蒙古は中国共産党の下で、自治区設立という道を歩んだだけ。

小難しい話はこの辺で。
眼前に広がるのは、果て無き山々荒れた大地、地平線です。


吹く風は冷たい。




このまま進むとフフホトの先で黄河に出会い、包頭、銀川、蘭州と進むのが
ユーラシア横断最短ルート。ただ、シルクロードの起終点とされる西安が
ルートから外れてしまいます。ここが頭の痛いところ。少し考えます。



○この日の住宿の女主人は美人

この子はやんちゃ盛りで全く言うことを聞かない。
言葉も少し喋る。柔らかい頭にほんのちょっぴり日本語を吹き込んだ。

アジアの子供の洋服は、お尻に穴が開いていてかわいい。


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