競技（スポーツ・格闘技）と武道

スポーツや格闘技は、競技である限り

本当に危ないところは攻撃してはいけないルールになっています。

しかし、武術的に考えると、そういう技ほど有効と言えます。

そして、武道には、具体的闘い以外のところに、さらに有効な技が無数に存在します。



闘いだけでなく、”人間”として必要な技．．．

大事にしていること、価値を持っているものは、

競技で勝つことでもなければ、人を倒すことでもない。

そういう技を身に付け、人としての上達、よりよい自分になっていく。

それが武道の本質です。



競技を軸に成り立たせると、その競技で成績をおさめるために練習をするようになります。

しのぎを削る闘いの中で、抜きん出るためには、競技のための練習以外の

”余計なこと”をやっている暇はありません。



しかし、武道的価値観の中では、その”余計なこと”と書いた部分にこそ大切なことがたくさんあります。

その部分は、人にとって、本当に有益な部分．．．これからの世の中にますます大切な、必要なことと確信しております。

是非、武道空手を！！