ホットスタイル小浜店 『スタッフ日記』

ホットスタイル小浜店のスタッフがお店の最新情報や身近な出来事をイロイロと報告していきます!

まるで筋斗雲!?

2015年02月12日 | Weblog
水曜の祝日は週明けからの豊富な積雪で各スキー場のコンディションも抜群だったみたいで雪山帰りに来店いただいたお客様からは『良かった!』との羨ましいお声を多くお聞きしました!

自分はというと、その前日の火曜日に降り続く雪に期待してお客様と一緒にスキージャム勝山へと向かったのですが、Yahoo!ニュースのトップ記事にもなっていた大雪で国道8号線と北陸道がストップしてしまい敦賀で大渋滞に巻き込まれてしまったため、予定を急遽変更して余呉高原へ滑りに行ってきました。

一緒に行ったパウダーボード歴の長いお客様と朝一番でジャムのノートラックバーンを滑りまくる気満々で、今期に自分が使っているNOVEMBERのパウダーボードの真価を発揮できる絶好のチャンスだと気合を入れまくっていただけに突然のルート変更は残念でしたが、そのまま粘って渋滞に巻き込まれていてもジャムに到着することはできなかったでしょう。



なんとか余呉に到着してリフト開始前にスタンバイは出来たのですが、大雪が降り過ぎてリフトが埋まったりしていて結局2時間待ちで10時半から一番右端のパークのリフトが運航をスタートしてもらえました。

吹雪とガスで視界が悪くて数本滑ってからメインのリフトが動くのを待ってレストハウスで待機していたのですが、ゲレンデで一緒になったOGASAKAのパウダーボードに乗られた方と話が弾んで色んなパウダースポットの話やギアの話をして3人で楽しい時間が過ごせました!

その方もジャムに向かう予定だったのに高速と国道がストップしていたので余呉に予定変更されて滑りに来られたとのことでした。

最近、人気のジャンルということもありパウダーボードに乗ったスノーボーダーの方も多く来られていて皆さんそれぞれが楽しそうに滑っておられましたよ!

意気投合してレストハウスでお話していた方は昼から帰らないといけないとの事で1時過ぎに帰られたのですが、1時過ぎに待ちに待った一番左のメインリフトが運航してくれて二人で山頂からのパウダーセッションがスタートしました!!

余呉で大好きな林道コースはクローズしていたので、真ん中のコースをクルーズしていたのですがフカフカのパウダーゾーンが楽しめる上のコースはガスで視界が悪くって思いっきりは滑れませんでしたがフワフワと浮遊感が味わえるパウダーランを楽しめました。

今までなら普通の板でパウダーに埋まってストップしてしまうような状態になってもパウダーボードでなら体重移動をしてあげるだけで簡単に再び進みだしてくれるので、埋まってしまってバインディングを外して脱出しなくていい快適さは最高でしたね!

リフトが止まる前のラスト二本で少し視界が良くなったのでコース内のツリーランが出来るポイントを滑れたのですが本日、最高の二本って感じの滑りが楽しめスタートから波乱に満ちた一日でしたが気持ちいいライディングが出来た充実の一日でした!

先日、放送されていたNHKのクローズアップ現代でのバックカントリーに潜む危険を特集した回でプロスキーヤーで登山家の三浦豪太さんが父の三浦雄一郎さんが『雪は90~95%が空気なので、あれは雲が積もって下にあるんだ。だからフワフワの新雪で滑るということは雲の上で遊ぶのと同じなんだ!』と言っていたと話されていました。

だから『パウダーを滑るということは雲と戯れているような、そんな浮遊感が楽しめるスポーツなんじゃないかと思う!』とも話されていました。

確かにフワフワの新雪の上を軽々と滑走する感覚は、乗ったことは勿論ないですがドラゴンボールの孫悟空が操る筋斗雲で空を飛び回るような感覚に近い気がして妙に納得してしまいました!!

最近、自分もメインでパウダーボードばかりに乗っていてお客様にも新しい楽しみ方を提案させていただいているのですが、最初は皆さん絶対に『パウダーを滑る機会なんてシーズン中に殆どないから、その数回だけの為にパウダーボードは必要ないかな』と言われるのですが当店で提案させていただいているパウダーボードは圧雪されたコンディションやゲレンデ脇の端パウでも十分にライディングが楽しめます。

実際に自分で乗っていて普通にカービングやスイッチランが出来ますし板が勝手に浮いてくれるので今まで登りきれなったり、下ったら戻って来れなかった場所にまで板が連れて行ってくれます!

実際に自分の板を試乗してもらうと皆さん目から鱗で『ただ滑っているだけで楽しい!』と気に入っていただいていますよ。

【パウダーボード=パウダーを滑るための板】じゃなくて、【パウダーがより楽しめるスノーボード】だと認識していただければスノーボードが凄く新鮮で楽しくなりますので、パークやグラトリ、テクニカルなライディングを好まれるのではなくゲレンデの地形を使って壁を登ったり、流したり、落ち込みでのギャップで飛んだり、当てこんだりというナチュラルなライディングを好まれるスノーボーダーやサーフィンをされる方には自信を持ってお勧めさせていただけるカテゴリーです!

興味をお持ちのお客様は何でも相談してくださいね。
フカフカのパウダーに当たった日にはドラゴンボールの心が清くて筋斗雲に乗れる人たちの気持ちが味わえますよ!!
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