ホットスタイル小浜店 『スタッフ日記』

ホットスタイル小浜店のスタッフがお店の最新情報や身近な出来事をイロイロと報告していきます!

スノーボードの次世代エッジチューン!

2007年12月03日 | Weblog
今週は天気予報を見ていると冬型の気候で寒い日が続きそうな感じで小浜地方の予報では火曜の深夜から雪マークが付いていました!すぐに雨に変わる予報ですが…

12月に入って人口雪で近くのスキー場もオープンが近づきスノーボードのメンテナンスを依頼されるお客さんが増えてきているんですが通常のボードメンテナンスに加えて最近多いのがタイトルにも書きましたスノーボードの次世代エッジチューン『アルティメイト グリップ加工(通称UG加工)』を希望されるお客さんが増えています!
聞きなれない名前だと思いますがUG加工とはスノーボードやスキーのエッジに緻密に計算された凸凹加工を等間隔に刻む事によってエッジのグリップ力(面圧の増加)を増加させ、より鋭いハイスピード・カービングを可能にするという全く新しいエッジ加工技術です!

従来のスノーボードやスキーのエッジを車のタイヤに例えるならば従来はノーマルタイヤで凍結路の上を走っていたのがUG加工を施すとスタッドレスタイヤで凍結路を走っているのと同様の効果があり今までロスしていたグリップをより確実なものへとします!

実際のエッジ加工はサイドエッジのスタンス間の50~60㎝に写真のような凹凸加工(深さ0.2~0.5㎜)を施します。溝の長さは35㎜で15㎜のエッジを残した50㎜をワンペアにして等間隔で配置します。

ハーフパイプやフリーライディング時の鋭く確実なカービングからレール・ボックスにも対応したジブ専用のチューニングまでお客さんの好みで様々なUG加工の調整が可能です。

実際に多くの有名選手がハーフパイプやボーダークロスでUG加工を施したボードを使用し大きな大会で成績を収めています!(プロの世界では少しでも周りの選手よりも有利に滑るためにチューン内容は秘密にしている事が多いのですがジワジワとクチコミで人気が拡がって認知されています)
すごく有名な女の子ライダーもパークで滑るボードにUG加工を施して日本だけでなく世界で活躍してたりもします!

ハーフパイプやフリーライディングにUG加工が有効なのはイメージしやすいと思いますが何故にジブ用!?と思われる方も多いと思いますので簡単に説明しますとレールやボックス、グラトリをする人はエッジの引っ掛りを少なくするためにエッジを丸めたり、丸まってしまっていたりしている事が多いのですがエッジを丸めてしまうとアプローチやランディングが硬いバーンでは操作が困難になりエッジが効かずにヒヤッとした覚えがあると思うのですがUG加工を施す事によりエッジがグリップしてくれてズラしとキレが両立してしまうという嬉しい効果があります!
(通常のUG加工に比べグリップ力は落ちますがバーンを選ばずに遊べる面白いボードになります!)

先シーズンからUG加工を当店でも取り入れていて僕自身もUG加工(ジブ用)を施した板を使用しているのですが評判がクチコミで拡がり先シーズンも多くのお客さんが新たなエッジの感覚を体感され悪い評判はひとつも無くて新品のボードにいきなりUG加工を施されるお客さんやセカンドボードにもUG加工といった具合に新たな感覚に虜になってしまう人が増殖していました!

そのような背景もあり今期はボードのメンテナンスと同時にとUG加工を依頼されるお客さんが昨年以上に増えていて当店のホームページやネット上で検索して加工依頼に来てくださるお客さんも増えています!

非常に長々となってしまいましたがUG加工はエッジの状態により加工料金も変わってきますので興味をお持ちの方は当店までお問合せくださいね!
もちろんボードのクリーニング、ワックス、錆び落とし等も随時受付けていますのでシーズン前のボードメンテナンスはおまかせくださいね!

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