はっきり言って今の僕には役に立つ話は無かったなぁ・・若者の為の本でした。
気に入ったのは「百姓」の語源というか本当の意味? 百の仕事をする人々ってな感じで、農作業をするのはその百の化身の1つに過ぎないって話。そういう何でもやったらエエがなって話が好きってのもありますが。
で、その話が最後の結論にもつながってきまして
「ポジションを取れ、批評家になるな、フェアに向き合え、手を動かせ、かんせを稼げ、画一的な基準を持つな(後略)」
ってあとがきの、一番最後の部分。途中の未来予想は正直
その未来とやらも現在の直接で思いつく話ですよねぇw
とか思ってたけど、著者はその自分なりの未来予測に基づいて実際にその未来を作り上げようとしてるって話だったのか、と。
そ、文句があるなら自分で予想してる未来を作ってみろよ、と。そういう本でした(僕の解釈では)。
まあ、僕も誰が言ったか
「未来はいつも面白い」
ってのに大賛成ですけど、別にバラ色=面白いって訳でもなかろう、と。この本では敢えて避けてる・・と言うか、まあ誰も思ってても言えないだろうけど、高齢化問題、資源問題の一番実際的な解決策について言及してないだろうってのがね・・。
そういう話で言うと、僕は宗教は嫌いだけど「浄土信仰」とかって、非科学的!とは思いつつ実際的な解決策として必要になってくるのかも・・と思わざるを得ないか・・とも。