子供たちに逢う日まで…

胚盤胞移植をしてH19年夏に女の子を出産しました。二人目は、不妊治療と不育症の治療してH22年春に女の子を出産しました。

最後の卵ちゃん

2011年01月16日 20時55分48秒 | 不育症
先日、最後の卵ちゃんをお迎えに行く準備のため、不妊治療 病院へ行ってきました
その日は、院長の診察でまずは、子宮ガン検診をして頂いて次に院長と相談。





院長『もう、来月には戻しますか?』

私『はい

院長『えっと、次 妊娠したら三度目の出産ね。』

私『はい。前回の出産から今回の移植まで1年しか空いてませんが、もう少し期間をあけた方がいいのでしょうか?』

院長『それは、問題ないですよ~ただ…』

私『他に問題が…?』

院長『今回も不育治療をした方がいいからその場合、安静生活は子供二人いると無理じゃないかな?』

私『なんとか、頑張ります。』

院長『う…ん…。一人目と二人目の出産は、帝王切開だったのも気になるな…』

私『出産した病院では、何人でも帝王切開で出産できると言われましたが…』

院長『その発言は、軽率かも…。二回の帝王切開は、まだなんとかなる範囲だけど、三回目以降からは子宮破裂とかの恐れもでてくるからね。そうなった場合は、母子共に命はないから。』

私『…』

院長『ただ、どうしてもって事なら、慎重に慎重に経過を見ながらって事も考えますよ。三度、帝王切開してる人もたくさんいますから。』

私『…はい』

院長『自分の意見を言わせて頂くと、今 元気に生まれてきてくれた子たちの為には、次の移植はおすすめではないです。ただ、どちらも命なので、どうしてもとの事であれば次の診察までに旦那さんとよく話し合った上で、お返事下さい。』




診察内容は、こんな感じでした。
私は、移植するつもりで、移植スケジュールを立ててもらうつもりで行ったので、頭の中は真っ白…。
帰宅後すぐに旦那さんと相談しました。いっぱいいっぱい話して、いろんな事を考えてだした結果は、




移植は、しません。



とってもとっても悩んだけど、大切な命なのにって考えたけど…
やっぱり三度目の帝王切開のリスク、それから自分が不育症でなので、安静ができなかった時の事、その事を考えるとやっぱり移植は、できない…
安静生活ができない事を子供たちのせいには、したくないし、帝王切開で万が一の事があった場合、幼い子供たちと残された旦那さんは、どうなってしまうんだろう…と考えた時、やっぱり移植は、できない。
旦那さんもとっても悩んでいました。子供が三人になるかもっと仕事も、張り切ってたもんね。



ごめんね…卵ちゃん。
お迎えに行くって約束したのにお母さんは、約束を破ってしまったね…
お母さんは、やっぱりリスクを考えると怖くなってしまいました。
それと同時に、あなたをお迎えに行けない怖さも今、心底 味わっています。
本当に本当にごめんなさい。あなたを嫌いになった訳じゃないの。大好きだからね



いつか、あなたに逢えますように…