うきくさ・・・ただよふ

海 島 水辺を旅するダイバー・うきくさの出会った
心優しい風景たち 仲間たち そして...
それらが心に残したもの 

冒険心は隠せない

2009-04-26 07:48:33 | たびのおはなし

 

 

何度も言って申し訳ないが

幼少の頃は読書が嫌いで仕方なかった

 

 

週に一度「読書」の授業?があって

図書室に行かされて

ただひたすら読書 というのが嫌で仕方なかった

 

 

そんな中

唯一というか唯ふたつ

頼みの綱があった

 

 

それは 『西遊記』と『シンドバッドの冒険』

 

 

筋斗雲(きんとうん)に乗って

世界を飛び回る主人公と

大海原を股に掛け

幾多の困難を乗り越えて

財宝や摩訶不思議な謎にせまる主人公

 

 

どちらも

活字を跳び越えた魅力があった

 

 

そして

大人になっても

流氷を筋斗雲に見立てて

大海原に出ようとする

大人気ない大人がいる

 

 

自分ですけど・・・何か?

 

 

 


不幸の台風の目の内側

2009-04-23 02:28:50 | このごろおもうこと

 

 

日曜日に友人も出品している写真展へ行き

観覧後、早い時間から飲み会へ

5時間以上同じ居酒屋で過ごし

締めにラーメン屋へ

 

 

でも

そのラーメン屋

やけに怪しかった

とても怪しかった

嫌な予感が相当した

 

 

ご一緒した一同が口々に

『不味い』と連呼する

 

 

でも嫌な予感は

それだけではなかった

 

 

帰宅途中から強烈な腹痛

帰宅後は吐き気と下痢が止まらず

朝を迎えた

少量のお粥だけ食べて仕事へ

午後にはその腹痛に耐え切れず

早退して病院へ

「すぐに入院です」と言われたものの

何の準備もしていなかったので

一時帰宅をお願いし

適当なものを持って再び病院へ

 

 

当然ながら何も口には出来ない

腕に繋がれた点滴だけが命を繋いでいた

 

 

外部との連絡は公衆電話で1日2,3度だけ

携帯電話の使用は厳しく厳禁されたので

自宅へ置いてきた

 

 

 

何もしてはいけない時間

何もしなくていい時間

 

時間に追われているけど

幸せな充実した生活から一転

不幸な目に会って与えられた

平穏な時間

 

悲惨な目に会って

与えられた心の平穏

 

 

 

そんな2日間を過ごして退院

少し浮世離れした感覚が抜けない

 

 

明日から仕事頑張らないとな

と思いつつ

いまはただ

この子のように

日々 微笑んでいたい

 

 

 

           ワモンアザラシの子供

           オホーツクとっかりセンターにて

 

 

 


北の味覚

2009-04-18 07:11:31 | たびのおはなし

 

 

両親が東北地方の出身のためか

 味付けは濃い目のほうが好み

 

 

とはいえ

うどんは関東風より

関西や讃岐の

出汁の効いたものがいい

 

 

写真は

紋別の流氷祭りの出店にあった

海鮮汁 金200円也

 

 

昼ごはんを食べていないのに

これ一杯でお腹一杯になった

カニの足や爪がゴロゴロ入っていた

 

 

 

 

これは

ウトロ地区の小料理屋さんでいただいた

鮭バージョンの親子丼

 

 

 

 

これは

鮭の腎臓の塩辛で

『めふん』というもの

 

 

冷凍でお土産用もあるけど

やはり現地で頂いたほうが最高

 

 

ともすると

マグロやカツオの酒盗を超える美味さなので

お酒が欲しくなるのが 悩みの種

 

 

運転の心配の無い状況で

頂くことをお勧めしたい

 

 

 


蓮の花咲くオホーツク海をただよふ

2009-04-08 06:14:48 | たびのおはなし

 

 

真冬の訪れを告げる流氷の魅力は

巨大な氷塊だけではない

 

 

 

蓮の葉を並べたように見える

『蓮葉氷』もその魅力のひとつ

 

 

 

年々 流氷は勢力を弱めている

 

 

 

自然の織り成す素晴らしさは

光を失って

温暖化が身近に来ていることを告げる

現象になろうとしている

 

 

 

 

 

            2009/2/12 紋別沖にて

 

            オホーツク海をただよふ蓮葉氷