現在はもう既に取り壊されて無くなってしまった越前市の文化センター中ホールですが(菊人形期間は大劇場として親しまれてきた)、ちょっとだけ時を戻して振り返ってみたいと思います。
実は、母がお世話になって通っている病院がこの近くにあります。よって解体される姿を必然的に見守る形になりました。現在は、週に2~3回の通院ですが、夏も暑くなりかけたあの頃は毎日のようにこの大劇場の前を通り過ぎながら、母が変に壊れていく姿にともない自分も崩れ落ち込む気持ちの中で解体されていく大劇場を見ていたのでした。
今にして思えば、存在がなくなってしまった現実を受け止めるようになってから、だんだんと前向きになっていったのではないかと思われます。母も私も・・・。
越前市文化センター中ホール
この施設は築53年が経過し、新耐震基準に基づく耐震性も無く、設備の老朽化も著しい状況である事から、平成27年11月末に廃止しました。(越前市HPより) 貼り付け元<http://www.city.echizen.lg.jp/office/090/030/bunkasisetu/echizensibunkasenta-.html>
2016.7.12(火)
後日検索した結果によると、この日から中ホール解体工事が始まったようです。 貼り付け元 <https://www.facebook.com/832541893479924/photos/pb.832541893479924.- 2207520000.1472731048./1090900157644095/?type=3&theater>
2016.7.16(土)
赤い客席のシートが山積みにされてトラックで運び出されていく姿に偶然遭遇した。
中ホールの解体工事(9月30日まで)がいよいよ始まることを初めて知る。
画像検索で解体工事に取り掛かっている写真を見つけた。 7月も末ごろの作業写真だろうか? 貼り付け元 http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%B6%8A%E5%89%8D%E5%B8%82%E6%96%87%E5%8C%96%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E4%B8%AD%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB.&aq=-1&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa#mode%3Ddetail%26index%3D3%26st%3D0
2016.8.4(木)
ホール正面が壊され、大劇場内の鉄骨がむき出しになっていく。
2016.8.13(土)
屋根が落とされ、跡形もなく撤去されていた。
青空から明るい日差しが差し込み、劇場の潔さと清々しさを感じた瞬間でした。
2016.8.26(金)
観客席ホール部分はきれいに撤去され、舞台奥の解体を残すのみとなる。
2016.8.31(水)
瓦礫の撤去が急ピッチで進む。「たけふ菊人形」開幕まで後一か月間あまりです。
2016.10.3(月)
平地となって整備された中ホール跡地は、まだ未舗装ながら駐車場として使用するようです。
6日から開幕する「たけふ菊人形」の準備に中央公園内は慌ただしく追われています。
目の前に会場を仕切るフェンスを積んだトラックが到着する。開幕まであと3日。
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夢の大劇場(越前市文化センター中ホール)、長きにわたり素敵な思い出づくりをありがとうございました。
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