随想録 ー而今ー

 而今は、「にこん」と読みます。
 今の瞬間を精一杯生きるということを意味する言葉です。
 

第147号 会ってみたい人、行ってみたいところ

2009年02月28日 | 最近感じること
 筆者が、佐々木将人師範に出会ったのは、大学を卒業したある年の大学の夏合宿でした。
初めて出会った佐々木先生の印象は非常に強く、指導される合宿の思い出もまた強烈なものでした。
 早朝の祝詞から始まる稽古、稽古の中での技の説明、佐々木先生が歩んで来られて身につけられてきた人生訓の数々。
 夜のミーティングは、全員参加の一次ミーティングから、師範室を訪問しての二次ミーティングまであり、時には深夜まで、学生だけでなくOB・OGのあらゆる質問に回答をいただきました。
 合宿の盛り上がりは、なんと言っても、幹部交代の儀式でした。汗を出しつくての稽古を通して、先輩から後輩へと幹部交代が行われました。なかには、感動のあまり涙する学生もありました。
 筆者自身、合宿の帰路、長時間の稽古で体は疲れきっていましたが、心は清々しいものを感じました。
 
 佐々木先生は、「この夏の合宿は、先輩たちが帰ってくるところだ。みんなで、お帰りなさいと迎えよう。」とOBを迎え入れてくれました。
 そんな雰囲気の合宿が好きで、それから、佐々木先生にお会いできるのが楽しみとなりました。今年が最後、今年が最後と思いながら、十有余年、毎年、夏には、合宿に信州地方に足を運びました。
 筆者にとっては、会いいてみたい人がいるところとして、大学の夏の合宿があったように思います。
 
 中今塾も、佐々木先生がおられた夏合宿のように、行って稽古してみたいと思える道場にしていきたいものだと思います。 


 


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第146号 稽古披露会(演武会)

2009年02月23日 | 中今塾について
 先日の稽古に参加された方には、ご案内をしましたが、お蔭様で、中今塾も開塾より今年で満4年となります。
 来年には5周年の記念の行事を行いたいと考えておりますが、その前年祭として、来る4月26日(日)午後1時より、鴨谷体育館にて、稽古披露会(演武会)を開催したいと思っています。
 合気道には試合がありませんので、塾生の方が何をしているのやら、どれぐらい成長しているのやら、なかなかご家族の方に理解いただく機会がありません。
 そこで、稽古披露会と題し、塾生の皆さんの日頃の稽古の成果を見ていただく演武会を行います。ご家族の皆様には、ぜひこの機会にご覧いただきたいと思っております。 
 なお、当日の式次第(演武順番)を作成する必要がありますので、演武会に参加できる方は、3月中旬までに、塾長まで、ご連絡いただきたいと思います。(Eメールでご連絡いただいても結構です。)
 できれば、演武会の後、ご家族の皆様とともに、簡単な懇親会を開催できればと思っています。
 塾生の皆様のご協力と、ご家族の皆様のご理解、よろしくお願いします。
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第145号 一般の部の稽古

2009年02月15日 | 中今塾について
 かつての錬成館時代では、夏は暑く、冬は寒いという厳しい条件の中、一般の部の稽古を約1時間半行っていました。
 鴨谷体育館に稽古場所を移してから、一般の部の稽古時間が、1時間となっているため、一般の部の方には、稽古への物足りなさを感じている方もあるかもしれません。このため、今日は、特別稽古と題し、午後1時から3時近くまで、一般の部の稽古を行いました。午前の子供の部から参加された方にとっては、ちょっとしたミニ合宿となったのではと思っています。

 今日は、久しぶりに三十一の杖を稽古させてもらいました。午後の稽古の半分以上の時間をかけて、杖の稽古が出来たと思っています。毎月第2日曜日は、木刀、杖の稽古としていますが、1時間の稽古では、杖の三十一の素振りも、中途半端になっていましたので、今日は、十分な稽古になったと思っています。木刀や杖の素振りを十分に行えるしていって、次の段階に発展していきたいと思っています。
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第144号 りんくう泉南道場の近況

2009年02月14日 | 中今塾について
 りんくう泉南道場は、イオンりんくうのカルチャーセンターの合気道教室として開講されていますので、カルチャーセンターへの入会が必要になり、他の道場とは少し趣が異なります。
 現在、月2回の稽古のため特に一般の部の初心者の方にとっては、物足りない館があり、一般の部の会員が少ない中で稽古しています。
 昨年末で退会された方もあり年初は2名でしが、これまで、鴨谷道場で稽古されていたF田さんが、1月から、カルチャーセンターの会員になり、参加されるようになりました。 F田さんは、親子で鴨谷道場で稽古されていました。今年から、息子さんが野球倶楽部に入部して、日曜日は、野球の練習づけで、合気道はしばらく休会。F田さんとしては、なんとか合気道を続けたいと、勤務先がイオンりんくうに近いということもあり、りんくう泉南道場での稽古に参加されるようになりました。
 
 りんくう泉南道場では、人数が少く、また、皆さんが初心者でしたので、F田さんにとっては、物足りないのではと思っていました。
 先日、F田さんから、人数が少ないだけに、筆者とマンツウマンに近い形での稽古ができるから自分にとってはプラスとの話を聞き、うれしく思いました。
 鴨谷道場での稽古人数が増えるのは有難いことだと思っていますが、逆に、筆者の指導(稽古の意図するところ)が、伝わっていなければこれは反省すべく点だと思っています。
 
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第143号 (続)合同稽古会について

2009年02月03日 | 中今塾について
 のびのびになっていました冨永先生が主宰の西大和会の皆さんとの合同稽古会を、先日、行うことが出来、大変うれしく思っています。
 当日は、奈良から、十余名の方にお越しいただき有難く思っています。また、中今塾の鴨谷道場で稽古している面々のほぼ全員に近い方が集まってくれてうれしく思いました。
 冨永先生のご指導では、技について多面的にご説明いただき、筆者自身も良い勉強をさせていただきました。
 合同稽古会の目的のひとつでもある「互いの道場の方同士で稽古していただいて、交流を図れる。」という目的も達せたものと思っています。
有段者の方にとっては、中身の濃い稽古になったものと思っています。皆さん、目一杯の汗を流し、懇親会のビールが待ち遠しかったことと思います。
 懇親会では、冨永先生を良い意味での親分として盛り立てる西大和会の皆さんのチームワークの良さを垣間見せていただきました。ここでも学ぶことがありました。
 楽しいひと時を共に過ごさせていただいたことを感謝するばかりです。
まさに、「道兄あり遠方より来る。また楽しからずや。」の一日を過ぎさせていただきました。
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