このテのコミカライズは結構当たり外れが大きいん
だよなあ、と思いながらとりあえず買ったらコレが当たりでした。
アニメ版の完全なサイドストーリーとしてヴァン&ウエンディ、
カルメン、カイジ、プリシラをそれぞれ主人公とした4編が
収録されているのですが、特にカイジの話が出色。
あれだけアクの強いキャラをメインに据えると扱いきれなくなる
コトもままあるのですが、見事に主人公として昇華させている、
つーかカッコ良すぎるんだよ、カイジが。
それ以外の話も倉田さんが原作書いたんじゃないかと思わせる位
キャラや作品世界を「わかってる」作りになっていてアニメの
ファンならば楽しめるコト請け合いです。
少々絵が野暮ったいのが気になると言えば気になる
(キャラもだけど、ヨロイが。ダンやブラウニーは太いし
オリジナルのヨロイは80年代テイストだし)けれども、面白ければ
それも味、つーコトで。オススメです。
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