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読みましたよ。

一言で済ますと、面白かったです。

アニメ版を途中で投げ出した人にも、
いや、投げ出した人にこそ読んで欲しいな、と。
#ウチがそーなので(苦笑)

内容的には・・・そうですね、軸となる
ストーリー自体はアニメと変わらないんですが、
ソレに対するアプローチの仕方、過程が異なる、
例えるならエヴァのTV版に対する貞本コミック版、
とでも言ったトコロでしょうか。
#まあ、メディアミックスには良くある話ですが。

つまりはそのアプローチの仕方が巧い、と。
アニメ版の序盤がダメだったのは単に状況・情報を
タレ流すだけだった脚本・演出にあったワケですが。

小説版は視点を主人公たる一騎に固定するコトにより
一騎の知らない、知り得ない情報に関しては切り捨て
(まあ、後に語られるでしょーが、とりあえず今
必要でないモノは出さない)、同時に登場人物も
一騎と近しい人間に絞る(名前が出てくるのは一騎、
総士、真矢、甲洋、翔子、蔵前、史彦のみ)コトで
各キャラをより掘り下げるコトが出来ているんよね。

特にアニメでは殆ど活躍の無かった蔵前果林のキャラ
描写にはこっちも泣かされました。

・・こう、盛り上げるトコロで盛り上げられる。
当たり前ではあるんだけど、アニメ版ではソレが出来なかった。
逆に言うと、そういう運び方・見せ方がしっかりしていたならば
こんな面白くなる設定であったのだな、、と実感しました。

まあ、このまんまアニメに、つーのは難しいワケですが。
(戦闘時の描写なんかは放映できないでしょ)
やっぱりウブカタさんには最初から力入れて欲しかったな、と。
#スケジュールの都合等もあったでしょーが。



「蒼穹のファフナー」冲方丁/電撃文庫

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