一度動き出した話は
坂道を転がるよーに・・・そんな話。
クリスマスの出来事を引き摺りまくりの望。
結局は薫子が好きだから、つーコトなんだけど、
望自身がその想いを明確に意識してないので
こーしてモヤモヤしたまま桜月姉妹と初詣に
行っちゃったりするんだよね。
そして「キレイすぎて見とれちゃった」とか
「オレって幸せかも」とか言いつつも薫子に似た
後姿を見かけて動揺したり優也と薫子・・に
菫子も一緒だったコトにホッとしたりするんだ。
・・・挙句の果てに名前間違え。
いや、確かに判別難しいけどさ(笑)
一条姉妹なら髪型と声でわかるけど、桜月姉妹は
リボンの色のみが頼りだしな。
何かもう、ココまでなっちゃったら薫子云々は
抜きにしても桜月姉妹との関係はハッキリさせなきゃ
ならない、つーのに気付かなきゃ、いや、気付いては
いるんだろーけどソレが出来ない。
剣持に「ハッキリしろ」といわれたのは彼にとっては
チャンスだったにも関わらず結局呼び鈴を鳴らすコトも
できず・・・自分を慕ってくれている桜月姉妹を傷つける
のでは、と思っているのだろーけど、ソレが「転校」という
桜月姉妹にとってはフラれるコト以上に最悪の結果をもたらし
ちゃったんだよね~。
また、この前の桜月姉妹の「ほかに大切な人がいても・・」
という「想い」を聞いてるだけに余計に望のヘタレっぷりが、
ねえ・・・
#ホント、よくも悪くも純粋なんだよね、この姉妹。
桜月ルートで一気に書いてしまったので、
ちょっと話を戻して。
優也と権田の話。
結果から言うと、優也は株を下げ、権田は上げた、と。
前回までは、まあ非の打ち所がないのが逆に気に障るくらいで(苦笑)
特に悪い面のなかった優也ですが、今回の彼の言動には明らかに
「悪意」が感じられました。
望に告白したコトを伝えた時の如何にも上手くいきましたよ的
態度(まあ、コレはちゃんと聞こうとしなかった望も望ですが)、
勝つとわかってて権田との勝負を受け、望だけにコッソリと合気道を
やっているコトを伝える、とか。
もともと彼は一条姉妹と望の仲のよさに嫉妬めいたモノを持っては
いたのですが(ソレが己を磨かせる原動力になったワケですな)
前回の告白により薫子の気持ちが望にある、というコトを確信し、
それによって望に対する敵対心が一気に噴出した、そんな感じですね。
まあ、確かに幼馴染とはいえパラメータでは圧倒的に上回る相手に
負けた、つーのは腹が立つのもわからなくもないですし、ソレが望への
プレッシャーや権田を捻じ伏せると言った「実力行使」へとシフト
させていったのかな、と。
#でも、そうしちゃう時点で「負け」なんだよね(苦笑)
そして、序盤において「実力行使」を行っていた権田。
さっき「株を上げた」と書きましたが、考え方自体は
初期の頃と変わってはいないんですよね。
ただ、それでも今回の彼がカッコ良く見えたのは
敗者の美学、つーとキレイすぎだけど優也という更に強力な
ライバルの登場でお役御免となったコト、そして何より
迷いまくりの望に対して良くも悪くも「信念」を持った
キャラとして描かれたコトではないかな、と。
・・因みにウチはこのシーン見てて
「ロボットアニメならコイツ絶対この後特攻して死ぬな」
と思いました(苦笑)
また話変わって。
怒涛の展開の中、一条姉妹は今回あまり進展は
ありませんでしたが。
個人的には次回のバレンタイン話で菫子告白
イベントがあるのではないか、と踏んでいます。
そして前回も書いたよーにコレをきっかけに
望と薫子が自分の本当の気持ちに気付き・・となる、と。
最後、唐突に出たハワイ行き話。
コレも望の決断を迫らせる要素なワケですが。
・・・・まさか決められずに海外逃亡、なんて
オチは勘弁ですよ~。
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これで、望がもう桜月姉妹と二度と会えなくなる展開になったとしても、それを全て望の自業自得とするのはちょっと酷かなと。
剣持さんは、ただ、桜月姉妹を守るというシンプルな思考で、望が姉妹の恋の相手としては不適切だなと判断したから、姉妹を転校させて関係を切り離そうとしているだけです。
でも、そういうのは大人の態度として根本的に間違っています。
もし、望が本当にダメな男だと判断したとしても、桜月姉妹自身がそれに気付いて自分から別れるよう決断させる必要があったと思います。
外からの力で無理やり関係を断ち切ったのでは、姉妹には「断ち切られた」という恨みと無くした恋への未練が残って塞ぎ込んでしまうはずです。
時間が経てば日常を取りもどす事ができるかもしれませんが、突然引き裂かれた恋の思い出は心に古傷となって引きずることは間違いなしです。
身も蓋もないことを書いちゃいますと、この展開は、ようするに望くんを追い詰めるという状況を作りたいがために描かれただけですし。
桜月家のインターホンを押せないシーンも、自分の気持ちを判断できない情けない望。というストーリー展開上の都合で描かれたシーンなわけです。
権田が望の見ている前で熱い想いを吐露するのも、同じ理由です。
だから、望はダメだ、ダメだ、ダメだ。と徹底的に描かれているシーンを見ていると、この先に、いや、望はダメなヤツじゃないと展開するんだなと先読みできちゃうわけですね。
だから、望くんをあまり責めないでやってくれよ。
主人公はツライんだよ。ってことで。
・・まあ、確かに009テンプレだしな!!
「逃げ道をふさぎにかかってる」と
書いたワケだし、意図的に追い詰めてるな、
とは思ったですよ。
また、こっから逆転するんだろ、とも
予想しちゃってるワケですよ。
・・でも、責めたくなっちゃうのよ、
単純だから(苦笑)
#制作サイドの思うツボ、てヤツで。
極端なコトを言えば、このテの話は
こういう流れになったら強引でもなんでも
流れに乗っちゃうが吉なんよ。
最後うまく纏まればOKになっちゃうんですから。
だから望ちゃんを責めつつもソレを
楽しんじゃってたりするのです。
・・・いやらしい話ですね(苦笑)