今日の「tactics」11話。

舞と雅の二方面同時攻撃作戦は
実にアッサリと回避されたワケですが
＃まあ、あのままコトに及ばれてもアレなワケですが。
＃法律とかな（苦笑）

それはさておき。

前編の段階ではそれ程の話ではないな、と
思いましたが。

後編は非常に良かったです。

つーか、あのラストシーンですよね。
アレがなくとも佳作ではあったと思いますが
＃舞の「恨んでやる！！」とか敢えて恨まれ役を買った勘太郎の
＃不器用な優しさとか春華の「あんな幸せそうな～」とか。

あのラストを入れるコトで更に一段上の評価になりました。


舞が雅を助けたい、と思っていたのは本心だと思います。
ただ、その一方で力の強い彼女のみが村人たちに愛されるコトに
対する嫉妬、というのも確実に持っていたワケで。

雅を失ったコトでその負の感情は雅を助けなかった勘太郎に向けられた
ワケで、あのラストを入れなければ時が経って彼女自身が自分の
命では助けられなかったコトを知り・・みたいな感じになるのかな、と
想像できるのですが。

今まで雅ばかりをもてはやしてきた村人たちの態度の変貌ぶりを見て、
舞の中の負の感情がはじけてしまった、と。
あの笑みは村人たちの愚かさに対する侮蔑であると思うし、同時に
嫉妬・コンプレックスを抱いていた妹に取って代わったという
優越感でもあったかと。
そしてその思いが雅を助けようと思った気持ちをも上回った、つーのが
最後のカマキリと蝶のシーンの暗示ではないかな、と。

・・いやでもホント、あの村の未来を思うとゾクゾクですよ。


結果として勘太郎の行動は裏目に出たワケで、
人によっては「蛇足」ともとられるかも知れませんが。
ウチはこういうオチの話好きですし、本作に望んでいるのは
まさにこういう話なのですよ、ハイ。


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