終わりました。
何か打ち切られた少年マンガみたいな
終わり方でしたが(汗)
これで予定通り、なんですよね。とほー。
とりあえず赤緒が助かってめでたしめでたし、
というつもりなんでしょーが。
結局この最終回って、誰も何もしてないんだよね。
単に「静花さんが実は良い人だった」てだけで
全ておさめちゃってる。
しかもその静花さんのキャラがここまでの間で
殆ど掘り下げられていない。
これでいきなりあんな告白されても白々しいだけですよ。
オマケにもう1人の主役であった筈の赤緒が
ただ助けられるだけのキャラになっている。
内的世界を描くのであれば、本当なら青葉と赤緒両方
やらなければならないのに青葉視点に終始されては、
エクステンド編で赤緒をメインにしたコト自体の
意味が薄れると思うんだけどなぁ。
構成の話になってきたんで、ここで総評へ。
本作に関しては構成の破綻、この一言につきますね。
そもそもこの青葉編と赤緒編、二段構えの話を
12話でやる、つーコトにムリがあったワケですが、
それを差し引いても消化不良すぎ。
ザッピングシステムも余計混乱を招く結果をもたらした、
つーか肝心なコトはろくに説明されていないコトを考えると
その辺をうやむやにする為にわざとややこしい構成に
したのか?とか、いらぬ勘繰りをしたくなります。
兎に角、「謎めかす」ことと「最低限の説明義務を怠る」
というコトは違うのだよ、と。
・・コレが2クールで青葉編→赤緒編、そして黒将との
決着まで描けるのであったなら、もう少しキャラにしろ
設定にしろ掘り下げられて、もっと見られる作品になったと
思うんですけどね。
つーか、1クールでやらなければならないのであれば、
ソレにあわせたシナリオ作りをする必要があるんじゃないか、と。
それが「シリーズ構成」というモノなのではないでしょうか。
・・荒川さんは直球なネタは巧いのに、どーしてこう捻りたがるんでしょうね。
いや、多分そういうのが好きなんだろーけどさ。でも巧くいかないんだよね。
困ったものです。
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[検索用]JINKI:EXTEND ジンキ エクステンド
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青葉が体力無くてトレーニングしてるところとか。
ザッピングも、ただの熱血リアルロボットアニメとは違うんだぞという謎めいた雰囲気を醸し出していました。
終わってみればダメアニメだったのが、なんとも切ないです。