今回は正直感想書くのを止めようかと思った。
・・・いや、正確には書けないな、と思った。
それ位素晴らしかった。
そして泣いた。
・・いや、あれで泣くな、と言う方がムリな話だ。
脚本的にはかなりキツキツだったとは思うんだけど、
多分これだけは外してはならない、と言うトコロは
きっちり押さえていたと思うし、実際リアルで見ている間は
そんなコトは全く気になりませんでした。
ひとえに演出、そして作画・美術も含めた画面作りの見事さ。
更に久川と川上。
声ヲタの性として頭の中で晴子さんや観鈴と認識しつつも久川であり
川上である、という所があるわけですが。
今回に関しては途中から完全に「神尾晴子」と「神尾観鈴」に
なってました。特に晴子さんは完全に「キャラ」としての枠を超えた、
そんな気がします。
つーか、今ならどのシーン、どの台詞でも泣ける自信があります。
・・いやもう、絶賛しかないんだけどさ。
正直これに文句つける人は観られるアニメなんかないでしょ。
掛け値なしの「傑作」でした。
・・・何か終わったみたいな書き方になってしまいましたが。
後1話あるんですよね。
個人的にはここで終わっても何ら問題はないだけに、
逆に恐くもあります。
#蛇足にはならないと思うけど、大団円にもならなそうなので・・・
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[検索用]AIR Key ビジュアルアーツ
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いや、全否定したわけでもないのですが、中盤までの展開で感じた不満点を自分のブログに正直に書きましたところ、「使徒の逆・大回帰?!」的な反応をいただき、ちょっとビビってます(笑)。
もちろん、中盤までに感じた些細な不満など、ラストのアレで粉々に吹っ飛びましたけどね。今回もいい仕事をしてくれたと思ってますよ。
ともえさんの感想を読んで、初見の人も素直にあの筋に入っていけていることがわかり、安心いたしました。最終話も是非一緒に泣いてくださいね(笑)。
あるワケで。
#前にも書きましたけど良くも悪くもフラットには
#見られませんから。
>初見の人も素直にあの筋に入っていけている
と書かれていますが、逆に知らない方が
シンプルに入っていけたのではないかな、とも思います。
まあ、そちらのブログにもあるよーに「尺不足」というのは
原作知らない自分でも同感ではありますが。
それにも関わらずここまで感動できる作品に
仕上げた京アニの手腕は現在のアニメスタジオでは
最高レベルと言って良いでしょう。
実際、この後に放送された「舞-HiME」は
悲劇的・衝撃的なシーンが連発されるものの
詰め込みすぎで感情がまるで追いつかないモノに
なっていました。
サンライズが制作し、前半は相当高い評価を得た
舞-HiMEですらこうなるのですから、1クール
とは言えAIRのこのクオリティの高さと言ったら、もう。
>逆に知らない方が
>シンプルに入っていけたのではないかな、とも思います。
これは、その通りでございました。初見の方とのギャップを自分なりに理解するために、三回ぐらい見直して、自分の先入観が最も「敵」になってることがわかりまして。そうは言っても、「先入観を廃除する」のも限界がありますし、ある程度は仕方のないことなのですが。
皆さんが思われてるほど、私も不満なわけではないんです。最後にアレやられて、泣くなっちゅー方が無理でしょ。劇場だったらスタンディングオベーションものです。
舞-HIME、私自身は見てないんですが、評判の高さは聞き及んでおりました。今期はAIRと舞-HIMEで決まり、みたいな感じでしたから。それが、ここんとこ雲行きが怪しいんですよね、どのレビューページも何となく歯切れが悪いと言いますか。期待を裏切られてしまうことは、作品を愛し追いかける者の避けられぬ定めとは思いますが、できればあちらのスタッフも最後まで頑張って欲しいですね。
AIRの方は、もうな~んも心配してません。最終話観賞後、立ち上がる気満々です(笑)。