実際に観たのは先週の日曜ですが。
公開二日目の日曜、更に1日とあって(狭い館
とは言え)立ち見も出る盛況ぶりでした。コレが
続くようだったらもっと上映館数も増えるのに
なあ、と。
ちなみに東京では現在新宿武蔵野館のみの上映。
スクリーンが小さいのに加え上映作品や客層も
あって映画と言うよりOVAの先行上映会みたいな
雰囲気も感じたり。
それはさておき映画の話。
設定としてはTV版のパラレルな、劇場版世界では
ありますが大きな違いとしてはおタカちゃんこと
高見沢秘書が村雨一家の一員であるコトと彼女
との絡みで村雨健二がコメディリリーフ的ポジ
ションに回ったコト位なのでそれほど違いを
意識せずに見られるかと。
話的にもTVの空気そのままで、イメージとしては
超人間ケリーや京都編に近い、まあ非常に悲劇性
の強いヘヴィなドラマを実に真正面から描いて
いました。本当に予想を裏切ると言うコトが
全く無いし、脚本の粗も多いのですが、こう言う
話を迷い無くまっすぐ勝負されるとクるものは
ありますな。実際ラストの辺りでは鼻をすする
音があちこちで聞こえましたし(花粉症の時期
だから・・て自分で突っ込んでどーする)
そんな感じでドラマ重視の為映像的な派手さは
控えめ。劇場版ならではのメカアクションなんか
を期待していると物足りなくは感じるでしょう。
まあ、それでもTVに比べたら動いて(動かせて)
いるし、終盤登場のベロクロン・・・じゃなくて
×××のハッタリ感なんかはあるのですが、鉄人
劇場版にも関わらずブラックオックスが登場し
ない辺りにそう言うのは二の次、と言うスタッフ
(つーか今川さん)の意思がハッキリ見てとれる
のではないかと。
(まあ、TV版を見ていたらその辺は期待しないかもですが)
兎に角、TV版が好きだったならば文句無く楽しめる
作品ではあったと思います。逆にTVのあのノリが、
つー人はキツいかな。見てなかった人は・・・
ベタな悲劇が好きなら見て損は無いかと。
後、正太郎君のサービスシーンがあったりするので
自称ショタコンな人はイロイロな意味で必見。
[検索用]鉄人28号 白昼の残月
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まぁ、それなりに集中して観てたし。