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HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信しています

東京 南満州鉄道東京支社の跡地

2018-03-05 | 東京を歩く
東京の南満州鉄道東京支社があった場所を訪ねてみました。

2か所あります。

最初に支社が建てられたのは、麻布台です。
1906年のことです。大連の本社と同じ年ということになります。


この場所です。ロシア大使館の裏側の斜面です。


現在は東京アメリカンクラブと麻布台パークハイツが建っています。

当時の痕跡らしいものはありません。
東隣に日本経緯度原点がありますが、ここは1892年に定められていますので、当時からあったはずです。

2か所目は、虎ノ門です。
虎ノ門には1936年に移転しました。
今の商船三井本社ビルがある場所です。






当時「満鉄ビルディング」として建設されました。
松岡洋右が総裁を務めていた時代です。


当時の写真です。

この写真によると、6階建ての近代的な大型ビルだったようです。

戦後はGHQが接収し、米国大使館の別館として利用されたそうです。

現在の商船三井本社ビルは1979年に建設されました。
こちらも、当時を偲ばせるものは何も残っていません。

皇居や国会、霞が関に近い場所が選ばれたのは、自然なことだったのでしょう。

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