旧新京ヤマトホテルは、長春駅前のロータリーに面しています。
今は春誼賓館と呼ばれるクラシックホテルです。

(開業は1910年です)

(正面から見てみます)
駅の真ん前と、抜群のロケーションです。
かつて東北各地に存在していた満鉄ヤマトホテルが、どの場所でも最高の場所を選ばれて建てられてきたことがわかります。
今の姿は竣工後に改修が施されたようで、建設当時とは内外とも多少姿が異なるようです。
それでもいいでしょう。残っているだけで十分価値があると思います。
セセッション式と呼ばれる幾何学的な装飾が施されています。
大連の老建築では見かけることがないので、興味を引きます。
中に入ってみると、エントランスは小ぶりながらも重厚な雰囲気を十分に湛えていました。

(階段踊り場のステンドグラスは開業当時のものだそうです)
当時のホテルの日本語パンフレットには、次のように紹介されています。
新京ヤマトホテル
新興満州国の国都新京の駅前広場に面しアカシアの並木に囲まれた落ち着いた感じのホテルで御座います。客室五十五室の御室料は三円以上、最近増築成りました大宴会場とグリルルームは新京の新名物の一に数へられて居ります。
当時、超ラグジュアリークラスのホテルだったことが窺えます。
築後100年以上を経過しながら、当時の建築デザインを伝える建造物が今も現役で活躍しています。
次回長春を訪問したら、ぜひ宿泊してみようと思います。

(ロビーには日本語の説明書きもありました)
今は春誼賓館と呼ばれるクラシックホテルです。

(開業は1910年です)

(正面から見てみます)
駅の真ん前と、抜群のロケーションです。
かつて東北各地に存在していた満鉄ヤマトホテルが、どの場所でも最高の場所を選ばれて建てられてきたことがわかります。
今の姿は竣工後に改修が施されたようで、建設当時とは内外とも多少姿が異なるようです。
それでもいいでしょう。残っているだけで十分価値があると思います。
セセッション式と呼ばれる幾何学的な装飾が施されています。
大連の老建築では見かけることがないので、興味を引きます。
中に入ってみると、エントランスは小ぶりながらも重厚な雰囲気を十分に湛えていました。

(階段踊り場のステンドグラスは開業当時のものだそうです)
当時のホテルの日本語パンフレットには、次のように紹介されています。
新京ヤマトホテル
新興満州国の国都新京の駅前広場に面しアカシアの並木に囲まれた落ち着いた感じのホテルで御座います。客室五十五室の御室料は三円以上、最近増築成りました大宴会場とグリルルームは新京の新名物の一に数へられて居ります。
当時、超ラグジュアリークラスのホテルだったことが窺えます。
築後100年以上を経過しながら、当時の建築デザインを伝える建造物が今も現役で活躍しています。
次回長春を訪問したら、ぜひ宿泊してみようと思います。

(ロビーには日本語の説明書きもありました)
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