Senkaku Library 尖閣ライブラリー

尖閣諸島は日本の領土である動かぬ証拠

『使琉球録』の新解釈 尖閣は琉球人の生活圏だった

2012-11-07 | 中国側の古文書・地図
使琉球録(1534年)

明朝嘉靖十三年陳侃所著的《使琉球錄》提及福州至琉球經過釣魚嶼、黃尾嶼、赤尾嶼才算踏出明朝領域,渡海到琉球。這也是大有問題,《使琉球錄》關於這段的記載是:「過平嘉山、過釣魚嶼、過黃毛嶼、過赤嶼,目不暇接,一晝夜兼三日之程;夷舟帆小,不能及,相失在後。十一日夕,見古米山,乃屬琉球者,夷人歌舞於舟,喜達於家。」,這清楚說明了,到了古米山才屬於琉球王國領土,並無法反推釣魚嶼、黃毛嶼、過赤嶼(赤尾嶼)屬於中國。而且文章說明琉球人認為過了釣魚台才到家,這豈不證明琉球人早就知道釣魚台的存在。

1534年、中国の福州から琉球に航海をした、明の皇帝の冊封使、陳侃(チン・カン)が著した『使琉球録』に、尖閣諸島についての記載がある。

1996年10月18日付「人民日報」は、この『使琉球録』について、次のように解釈している。

「十日、南風はなはだつよく、舟は飛ぶように進み、流れにそって下ってもあまり揺れなかった。平嘉山、釣魚嶼、黄毛嶼、赤嶼を次々と通りすぎ、見る暇もないくらいだった。一昼夜で三日間の航路を進み、夷の舟は帆が小さく、われわれの舟に及ばなかった。その後、十一日の夕方に古米山が見えた。これは琉球に属するもので、夷の人は舟上で歌い踊り、故郷への到着を喜んでいる。(訳注)」

(1)古米山は姑米山(島)とも呼ばれ、現在の沖縄県久米島を指す。夷人は、当時船上にいた琉球人のことを指す。文中では琉球人が古米山を見て「舟上で歌い踊る」という、帰還の喜びがありありと描写されており、当時の琉球人が釣魚島を過ぎ、久米島に至って初めて「自国に帰ってきた」と認識していることがうかがえる。釣魚島、黄尾嶼、赤尾嶼などは元来琉球国には属さないことになる。

(1996.10.18 人民日報)



当時の琉球人が、釣魚島を過ぎても何ら反応しなかったのに、久米島を見てから「琉球へ帰って来た」と喜んで踊ったというのである。

一つの可能性として、この漁民が久米島を見て喜んだのは、単に久米島出身の漁民だったからかもしれない。「自国に帰ってきた」と喜んだのではなく、「自分の島に帰ってきた」と喜んだのではないか?

また、島を見て「もうすぐ家に着く」と判断できるということは、当時から琉球人は頻繁に尖閣諸島を往来しており、明代にはとっくに魚釣島の存在をよく知っていたことを証明するものである。

明の人々よりも、琉球人のほうが古くから魚釣島の存在を知り、的確に位置を把握していたことを証明する文献と考えることもできる。




浮生六記只是自傳體小說,保釣人士卻宣稱第五篇海國記那是新發現可證明釣魚台屬於台灣的證據。

引用明清時期《使琉球錄》內容,不將釣魚台列為琉球所有,釣魚台就一定屬於中國嗎?不管是《明史》、《清史稿》都沒有對於釣魚台的紀錄,連中國官方史冊都未提及釣魚台了,那只能說明釣魚台在明清兩朝是個無主之島,既不屬於中國,也不屬於琉球、日本。


久米島から東が琉球だからといって、では久米島より西は中国領だというのか?
魚釣島は古くから「無主の地」であり、もともとは琉球のものでも、日本のものでも、ましてや中国や台湾のものでもなかった。

どこの国の領土でもなかった無人島である。

久米島からが琉球だとして、琉球に属さなかった魚釣島が中国領だという証明にはならない。


また、『使琉球録』には、琉球人が陳侃の船に乗り込んだ経緯も書かれている。

嘉靖12年(1533)11月

是月,琉球國進貢船至,予等聞之喜,閩人不諳海道,方切憂之,喜其來,得詢其詳。翼日,又報琉球國船至,乃世子遣長史蔡廷美來迓予等,則又喜其不必詢諸貢者而有為之前驅者矣。長史進見,道世子遣問外,又道世子亦慮閩人不善操舟,遣看針通事一員,率夷稍善駕舟者三十人代為之役,則又喜其不必籍諸前驅而有同舟共濟者矣。

(訳)この月、琉球国の進貢船が到着し、我々はこれを聞いて喜んだ。福建人は航路に詳しくないので、それを心配していたが、琉球人が来てくれたことを喜び、航路の詳細を聞くことになった。翌日、再び琉球船がやって来た。王子が長史の蔡廷美を迎えに寄こした。嬉しかった。朝貢者に聞かなくても、案内をしてくれるからだ。長史は王子の挨拶を伝え、王子は福建人が船の操縦に不慣れなことを心配して、通訳航海士一名に航海に慣れた者三十人を随伴させ、かわりに操縦させることにした。



福建人は、尖閣諸島近海の航路には、ほとんど詳しくなかったようである。
古来から尖閣の海を往来し、漁場として生活してきたのは琉球人であることが、はからずも中国側が証拠として掲げる文献から、よくわかる。


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