氷月神示 錬銀の76

国之常立神より皆様へ

前回はちょっと難解な部分なので、足踏みして丁寧にお話しさせていただきました
さて、いよいよ「日月神示」の暗号解きも終盤に近づいて参りました

今度は何を言おうかなあ…
そうだ、あれを言おう

「十種の神宝(とくさのかんだから)」というものが日本の伝説にあります
「先代旧事本紀(せんだいくじほんき)」という古代の？真偽不明の書物に書かれている謎の神宝だそうですね
その関係語が「日月神示」にも引用されているようです
ここでは、それが国之常立神による暗号に転用されて使われています
では
「月光の巻 」 第五帖より
これは、神示の原文を載せます

「十種、十二種の神宝、沖津鏡、辺津鏡、ハ握剣、九握剣、十握剣、
生玉、死返玉、足玉、道返玉、蛇比礼、蜂比礼、品之比礼であるぞ。
ム、一、二、三、四、五、六、七、ハ、九、十、ウであるぞ。
ウ、十、九、ハ、七、六、五、四、三、二、一、ムであるぞ。
唱えよ。宣り上げよ。」

上記の文から繰り返しのある文字だけを抜粋して、掲載順に並べ、暗号を読み解きます
(右の数字は頻出回数、熟語は1つに数える)

十 5 種 2 ニ 3 津 鏡
2 八 3 握 3 剣 3 九
3 玉 4 返 2 比 禮 3 ム
2 一 2 三 2 四 2 五 2 六
2 七 2 ウ 2

=頭誤ノ木重荷兄さん突き妖
婦は惨悪眉間裂く
身魂変痛非礼見無
ふー伏さん似死婦ごつ労苦
にセブンにうつ
=頭誤の気重荷兄さん突き妖
婦は惨悪眉間裂く
身魂変痛非礼見無
ふー伏さん似死婦ごつ労苦
偽聞に鬱

できましたね
これも、若い頃に悩んだ翠さんと、指導霊のアダムの厳しい訓練の事をよく知っていないと解けない難問ですのじゃ…
ではココロの病気に見えた翠さんに、一体どんな事が起きたのか、暗号の意味を解説して参りましょう…
まずは先に当時の状況から説明しておきます

[兄のアダム(=キリスト)の霊は、若い時の妹の翠さん(=覚醒していなかったミロク)に対し、陰から強い偽の邪気を発して1日に2度ほど、数十秒ずつ苦しめた
そのやり方は、偽の邪気を彼女の眉間の奥に小さく届けて埋め込み、いきなり中で風船のようにぐーっとふくらませると、まるで額が破裂しそうな感じがする
それと同時に、彼女の眉間を電撃のようにびりびりさせ、頭の中で激烈な「○ねーっ！！」という幻ののろいの叫びを、がんがん響かせる……
彼女には、それが自分の中から発生したと感じるから、自分が急に悪心が出て、誰かに腹を立て、ものすごく憎んでいると感じるのだ……、
その直前まで何もなく穏やかに過ごしていたので、(周りに人がいない時に起きる) おかしな話だが、彼女はとにかくあわててその悪心をそれ以上外に出ないように抑えようとし、こらえて自分の中にぎゅーっと押し戻すように念じた
…すると、ようやく謎の悪心は数十秒程で収縮して消えるのだ……
けれど、それから決まったように毎日2回、それが起きるようになったので、彼女はそのたびに心で懸命に戦って押し戻したが、それが終わらず何年も続くと、すっかり自分は悪人だと思い込んでいた……
もし、自分がその激烈な悪心が出た時に、何も止めずに外へ発散してしまうと、何か、大変なオソロシイ事が起きる、誰かを不幸にしてしまう気がして、彼女はどうしても悪心を自分の体内で始末して、小さくして溜め込むしかない気がした……
それが、何年も続いたのだ
しかし、これを経ないと、お人好しの彼女には悪人の心が永久にわからない……だから、特訓したのです (オソロシイ事は別に起きない、ただアダムが彼女にそう思わせただけ)
アダムは他にもいろいろな種類の偽の邪気を作っては彼女に短時間ずつ与えて苦しめ、悪人らしく思わせて葛藤させました…嫉妬、侮蔑、発作的な怒り、うらむような憎しみ、嘲笑、意地悪、人の死や不幸を願う等、あらゆる悪心ですね それと、妄想 や自殺願望
他人にはその悪心を気づかれないように振る舞えと、ひそかに暗示をかけてあり、彼女は毎回、嫌な汚い想いを顔に出さないように、態度に出さないように、耐えました]

では、解読：
翠さんの頭の中で誤解するような偽の邪気が発生し、重荷となった
魂の兄のアダムが妖しい気で彼女の頭を中から激しく突き、
悪心が出ようとして、眉間が裂かれるような感じだ
彼女は惨めになった
身も魂も変になったのだろうか
人に対して非礼な事が思い浮かぶので、彼女は心が痛んだ
外から人が見た限りでは何も無いように見えるのだが
それが何年も続くと、彼女は疲れてきて、ふー、と伏したい時もあった
まるで死にそうになり、大変な労苦をした
偽の幻聴 (○ねという叫び) が聞こえて何年も悩まされ、鬱のようになった

暗号文と今の話と合ってますかね